【腰痛と股関節痛への対策】腸腰筋検査とセルフケア

腰痛や股関節が痛くなる場合、腸腰筋という筋肉が固くなっている可能性があります。

この記事のテーマは、その腸腰筋についてです。

腰を揉んでも腰痛がすぐに戻る、デスクワーク時に腰が痛いなど、腰痛の原因となることが多いのが腸腰筋です。

しかも、股関節の前側の筋肉で腰痛で悩んでいる人がノーマークの原因だったりもします。

腸腰筋について知って、腰痛の対処法を知りたい人は、ぜひこの記事をご覧ください。

そもそも、腸腰筋とはなんぞや?

腸腰筋というのは、股関節の筋肉で骨盤から伸びて、大腿骨(太ももの骨)についている腸骨筋と、腰骨から伸びて大腿骨についている大腰筋から成ります。

この筋肉が固くなることで、腰が痛くなったり、股関節が痛くなったりします。

腸腰筋が悪化してしまうと、腰の変形や股関節の変形の原因にもなりますの注意したいところです。

この記事では、以下の2つのことをお伝えします。

  • あなたの腸腰筋が大丈夫かどうかを検査する方法
  • 自分でセルフケアをして柔らかく柔軟にする方法

腰や股関節が痛い人で、自分で腸腰筋の固さを検査したり、ケアしていきたい人に向けて記事を書きましたので、ぜひ内容をチェックしてみてください。

 

腸腰筋の検査

腸腰筋の検査

上の写真のように、膝を抱え込んでください。

写真で、検査しているのは左側の腸腰筋です。

右膝を抱え込んだ際に、左側の足が浮いてしまう場合は、左側の腸腰筋がかなり固くなっている可能性があります。

その場合、下の写真のようになります。

この時、左側の腸腰筋の柔軟性が乏しいので、足が持っていかれている状態です。

このような場合は、左側の腸腰筋は要注意です。

また、足が持ち上がらないまでも、腰に違和感や痛みを感じる場合も、その腰の痛みには腸腰筋が関係しているかもしれません。

腸腰筋が固くなると、なぜ腰痛になるのか?

腸腰筋が固くなることで以下の2つのことが体に起こります。

  • 腰骨や骨盤の動きが悪くなる
  • 腰の骨が変形する

順に説明しますね。

腰骨と骨盤の動きが悪くなる

図に書かれているのは、骨盤を前に倒す動きです。

この骨盤を前に倒す動作をするためには、腸腰筋(股関節屈筋)が縮む必要があります。

逆に後ろに倒れる際は、伸びます。

腸腰筋をはじめとした股関節の筋肉が伸び縮みすることで、骨盤を前に倒したり、後ろに倒したりできます。

しかし、筋肉が固くなり、骨盤の動きが悪くなると、腰骨と骨盤の連動した動きもうまくいかなくなります。

それによって、血行が悪くなり、筋肉はさらに固くなり悪循環となってしまいます。

だんだんと痛みが慢性化してしまいます。

さらに、悪循環が進行すると腰骨が変形してきます。

腰骨の変形

腰の骨が変形するパターンとして多いのは以下の2つです。

  • 骨盤が前傾することで起こる反り腰
  • 骨盤が後傾することで起こるストレートバック(背中になると猫背)

があります。

それぞれ、まずは腸腰筋や殿筋などの股関節の筋肉の柔軟性が悪くなることで、前後のバランスが悪い状態で骨盤が固定されてしまい腰が変形してしまいます。

整体ってよく、バランス、バランスって言いますが、バランスってちょっと曖昧な表現ですよね 笑

具体的にすると、(今回の話に限れば)バランスが悪いとは、骨盤がちょうど良い位置よりも前に倒れすぎていたり、後ろに倒れすぎていることです。

(ただし、整体や各種療術のやり方、内容によってはバランスって意味合いが、かなり違ったりもすることをご理解ください。)

腰が変形すると、なにが悪いかというと、ヘルニア、すべり症、脊柱管狭窄症などの腰の病気につながる可能性があるからです。

また、股関節自体の動きや血行が悪くなることで、変形性股関節症を招きます。

股関節の柔軟性を自己管理することが、腰の病気への予防にもなるのです。

それでは、次に股関節を柔軟にするためのストレッチの方法をお伝えします。

腸腰筋と殿筋を柔軟にするストレッチ方法

腸腰筋を柔軟にするストレッチ方法

腸腰筋をストレッチする場合、腸腰筋そのものを伸ばすのはもちろんですが、さらに腸腰筋とは逆の動きの際に働く殿筋(お尻の筋肉)もストレッチするとさらに効果的です。

柔軟性の段階に応じて、いくつかの方法お伝えしますので、無理のないストレッチを選んであなたに合ったストレッチを実践してみてください。

また、今回お伝えしているストレッチは、僕が良いものをピックアップしていますが、他にも伸ばした方がいい筋肉はあります。

他にも良いものがあれば、自分で、自分にあったストレッチを主体的にカスタマイズしてみてください。

主体的な取り組む姿勢こそが、健康への第一歩です。

 

腸腰筋(腰痛・股関節)のストレッチ

腸腰筋のストレッチは、初級・中級・上級を準備してみました。

痛みがない程度の無理をしないストレッチを、行うようにしてください。

腸腰筋ストレッチ初級編

腸腰筋ストレッチ初級編

写真では、左側の腸腰筋をストレッチしています。

反対側(右側)の足はぐっと引き上げてください。

さらに、関節への負荷を減らす超初級のやり方もあります。

超初級の場合、ベッドの下に足を下す必要はありません。

ただ、右の足を抱え込んで左足はベッドから浮かないようにしてください。

 

中級編

中級編は写真のように、腸腰筋の伸ばす側の膝を床に付けます。

体を前にスライドして、伸ばします。

腰が痛くなる場合は、上体を前傾にすると痛くなくなります。

 

上級編

さらにストレッチする上級編は椅子を使います。

股関節を後ろに引くほど、腸腰筋は伸びます。

腰や股関節が無理をしなければ、チャレンジしてみてください。

 

殿筋のストレッチ

殿筋をストレッチする意義は、腸腰筋と引っ張り合う力を緩めて骨盤の動きを良くすることです。

筋肉は、反対の作用がある筋肉は引っ張り合う性質があり、片方が緊張すると片方も緊張する性質があります。

腸腰筋と殿筋は、ざっくり言うと反対側にあって反対の動きに作用する筋肉です。

そのため、腸腰筋が固いと殿筋が固く、殿筋が固いと腸腰筋も固くなっている可能性があるのです。

殿筋は、2つお伝えしますが、自分に合った方を実践してみてください。

初・中級編

写真のように椅子を使ってストレッチします。

伸ばす側(写真だと左側)の足を、反対の膝の上に載せてストレッチします。

左側の写真(足の載せただけの態勢)ですでに、お尻が伸びた感じがあればストレッチできています。

さらに、伸ばせる場合は、体を前に倒してください。

この時、腰を丸めないようにしてください。

背筋を伸ばして、腹や胸を突き出すような感じで、体を前に倒してください。

 

上級編

上級編は床に座って行います。

写真のように、伸ばすほうの足を膝の上に載せて体を起こしてください。

腰が痛い場合は、無理をしないように、まずは初・中級編で股関節を柔軟にして行うようにしてください。

 

まとめ

腸腰筋の検査を行って、もし足が浮いてしまう場合は、かなり腸腰筋が固くなっているので、注意が必要です。

注意するとは、今回伝えたようなセルフケアを行って股関節を柔軟にするように努めることです。

あとは、デスクワークの合間にこまめに休憩をはさんで股関節を動かすなどもケアになりますよ。

さらに、もしあなたが股関節が固いことを実感していて慢性的な腰痛で悩んでいるのであれば、その腰痛の原因は股関節の柔軟性の欠如が原因の可能性は高いです。

(絶対ではありません。)

なぜなら、当院にお越しになる慢性腰痛の方の多くは、股関節の柔軟性に乏しい方が多いからです。

この記事を参考にして、腰痛がない健康ライフを目指してみてください。

ブログランキングに参加しています。

ランキングを確認する場合は、こちらをクリック

ブログランキング・にほんブログ村へ

【腰痛と股関節痛への対策】腸腰筋検査とセルフケア
最新情報をチェックしよう!
>生活の質向上のための健康をテーマにLINEで情報発信しています!

生活の質向上のための健康をテーマにLINEで情報発信しています!

LINE登録おかげさまで、500名突破!

LINEでは、

・ブログや動画の更新のお知らせ
・施術の依頼のご相談
・健康についての質問

にご利用いただけます。
興味がある方は、ぜひぜひ登録してください!

CTR IMG