今日からできる、ストレスを味方につける方法

こんにちは。
ヒガシです。

みなさん、日常の仕事や家事、子育てのストレスについてどのように考えますか?
一般的には、ストレスは体に悪いから避けたり、発散しなければならないという考えがありますよね。
僕も、実際に、ストレスは体に悪いからコントロールしましょうとか、言ったりしていました。
また、休みの日には、僕自身もストレスを発散するために、ポテトやアイスを片手にアクション映画を見たりもしていました。

しかし、このストレスは実は体に良いものだから、避ける必要も発散する必要ないものだとしたらどうでしょうか?
今回は、ストレスに対する新しいとらえ方を紹介します。

ストレスをバネに頑張りたい人、ストレスを抱えてしまって疲れちゃった人は、この記事を読んでみてください。
ストレスを新しい角度からとらえることで、あなたの悩みを解決するためのヒントになるかもしれません。

ストレス時に起こる闘争・逃走反応以外の反応

 

ストレス時に起こる闘争・逃走反応以外の反応

人間に限らず他の動物の全般的にストレスを感じると、闘争・逃走反応が起こります。
闘争(イライラの感情)や逃走(不安の感情)は、体に悪いので避けたり発散したりしなければなりません。

これは、ハンス・セリエやウォルター・B・キャノンなどの学者さんが、発見したものです。

端的に言うと、動物をつつくと怒って攻撃してきたり、逃げたりします。
これらの反応は、自律神経を介してコルチゾールやアドレナリンが増えることでストレスに対する反応として現れると言うものです。
この時の反応を「闘争・逃走反応」といいます。

コルチゾールやアドレナリンは、体を活発に動かせるようにするホルモンです。

動物の場合、逃げることや相手を攻撃することでストレスを与えている脅威に対処することができますが、人間はそれができないのが問題です。
そのため、欲求を解放できないので、ストレスを発散したり避けなければならないという発想になります。

しかし、ハンスさんやキャノンさんの実験でラットやその他の動物が受けたストレスは、実は生死にかかわるような強烈なストレスだったのです。
対して、人間が普段、味わうような仕事、家事、育児のストレスは生命を脅かすようなストレスではありません。
あとは、将来の不安についても、今現在、身に起こっていることではありません。

ストレスにもいろいろあり、我々が日常で味わうようなストレスへの反応は、実は闘争や逃走の他にもあるのです。

その名も、「チャレンジ反応」と「思いやり・絆反応」です。

これは、僕が思い付きで言っているのではなく、ケリー・マクゴニガルさんというオックスフォード大学の学者さんが主張していることであります。

では次に、「チャレンジ反応」や「思いやり・絆反応」を説明します。

「ドラゴンボール」ってチャレンジ反応や絆反応のオンパレード

 

「ドラゴンボール」ってチャレンジ反応や絆反応のオンパレード

チャレンジ反応や思いやり絆反応を、僕が昔、大好きだったドラゴンボールで説明してみます。
(今でも、好きです!)

ところで、ドラゴンボールは、ご存じですか?
知らない人は、すいません。
でも、ドラゴンボールでなくても脅威に立ち向かう主人公が出てくるドラマやアニメには必ずと言っていいほど、チャレンジや絆反応は出てきます。

主人公の孫悟空って、強い敵が出てくると「オラ、わくわくっすっぞ!」とか言って戦うじゃないですか。
これが、まさに「チャレンジ反応」。
自分の命を奪いに来る敵を目前にして、逃げるでもイライラするわけでもありません。
(ただし、悟空は、仲間が殺されるとブチ切れ(闘争反応)てスーパーサイヤ人になることはあります。)

さらに、悟空はピンチなると、元気玉とか言って、地球のみんなから気を分けてもらう大技を繰り出しますよね。(知らない人すいません・・・)
悟空はパワーがないので、元気玉を作るために、「オラに力を分けてくれ」って、みんなにお願いします。

ちょうど、上の写真のように・・・

そして、みんなは力を分けてくれます。
これは、まさに「思いやり・絆反応」なんじゃないかと。

あとは、新たな敵が出てくると今まで、敵だったのが仲間になったりするのも、絆反応かもしれません。
このように、脅威(敵・トラブル・問題)に主人公がわくわくしたり、仲間が協力したりするパターンはアニメ、ドラマ、映画に関わらず人々を魅了し続けてきました。
これらを科学的に解き明かしたのが、まさに「チャレンジ反応」や「思いやり・絆反応」かもしれません。

つまり、ストレスに対する反応には、闘争や逃走の反応だけでなく、「チャレンジ反応」や「思いやり・絆反応」があることを意識することで、ストレス自体をプラスにとらえることでストレスをうまく利用しようとする取り組みが次に説明するマインドセット介入です。

マインドセット介入でストレスを利用する

 

マインドセット介入でストレスを利用する

こっからは、一番に伝えたい実践編です。

日常の仕事、家事、育児などでイライラしたり、不安になって疲れてしまう人は、「闘争・逃走反応」というストレスの側面ばかりに意識が向いてるのからかもしれません。
その場合は、マインドセット介入でストレスの良い面に目を向けることで、ストレスをプラスへと昇華することができます。

マインドセットとは、思考回路の癖のことです。
人間は、思考回路が個々人で違うので、同じ経験をしても目の付け所が全く違います。

ストレスに対するマインドセットに介入するので、ストレスへの見方を変えるということです。
つまり、ストレスを受けた際に、そこで体に起こる反応を良い方向へと考えるのです。
または、ストレス下の自分の反応を意識的に変えてみることです。

やり方はいろいろありますが、一例として、チャレンジ反応と思いやり・絆反応でのマインドセット介入について分けてお伝えします。

ますは、チャレンジ反応についてです。
ここは、参考文献に書かれていることをそのまま引用します。

 

「体にストレス反応が起こるのは、状況に対処するのに必要なエネルギーを集結するためです。たとえば、心臓がドキドキしているのを感じたら、それは心臓があなたの体と脳にたくさんの酸素を送り込もうとして、頑張っているしるしです。」
「不安やストレスを感じたら、体のストレス反応はかえって役に立つことを思い出してください。」
(スタンフォードのストレスを力に変える教科書より)

というように、ストレスで起こる体の反応が良いことであることを、あなた自身に教え込みます。

実験では、マインドセット介入を受けた人々は、マインドセット介入を受けなかった人々に比べてストレスにうまく対処出来ました。(スピーチの得点が高い、テストの成績が良いなど)

実験の詳細は省きますが、詳しく知りたい人は参考文献(記事の最後参照)を読んでみてくださいな。

以上は、チャレンジ反応についてでした。
「チャレンジ反応」は、緊張を強いられるような仕事の会議やプレゼンなどで役立ちそうですね。

次に、「思いやり・絆反応」について話します。
人間は、ストレスを受けると、アドレナリンやコルチゾールなどのホルモンと同時に、オキシトシンというホルモンが放出されます。
これは、周りと助け合いたい気持ちを起こすためのホルモンです。

ということは、ストレスを感じたときは自分を守ろうと利己的になる(闘争・逃走反応)以外の、他の人を助けたいという利他的な反応(思いやり・絆反応)も起こることになります。
ストレスを感じるような場面で、あなたが周りの人を助けようと決心することで「思いやり・絆反応」に意識を向けることができます。

そうすることで、脳の報酬系と言われるドーパミン(やる気ホルモン)、セロトニン(幸せホルモン)がたくさん出ることで自信が持てたり、行動するのが楽しくなったりします。

逆に、つらいこと(ストレス)に対してひたすら怒る、逃げる(闘争・逃走反応)などを続けているとだんだん辛くなってきます。
なぜなら、脳の報酬系もなくなってしまうからです。

つまり、ストレス時にいつも一人で考えたり、自分の世界に引きこもってしまう人は、少し勇気を出して、周りを助けたり、助けを求めたりなど意識的に他者に関わろうと行動してみるのはどうでしょう。

ということです。

「思いやり・絆反応」は、家事、育児、災害時などに役立ちそうな反応ですね。

人間が獲得した新しいストレス反応

人間が獲得した新しいストレス反応

最後に、持論を展開します。

人間は進化の過程で、チャレンジ反応や思いやり・絆反応などの独自のストレス反応を身に付けたのかもしれません。
自然界では人間は、実はけっこう弱い。
そりゃ、ちっこい動物には勝てるけど、トラ、ライオン、ゴリラ、熊など自分の体格以上の相手には全然かないません。
てか、自分の体格よりも小さな猿ですらも、おそらくは勝てそうにないですよね。
しかも、現代人は原始人に比べて脳が小さくなっていたり、身体能力も劣っていたりするから、個人レベルでは退化しているという学者もいます。

個人の能力って、実は大したことないけど、進歩しようとしたり、協力して社会を作ったり、分業することで生物の頂点に君臨していると考えられます。
これも、人類の歴史の中で脅威というストレスに対して「チャレンジ反応」や「絆反応」といった、動物が持っている「闘争・逃走反応」以外の反応を身に付けた結果かもしれません。

あくまでも僕の空想ですが、昔の人類は、自分よりも強い猛獣に出くわした時に、闘争しても勝てないし、逃走しても逃げ切れなかったのかもしれません。
それじゃ、どうするか?
そこで、ストレス反応の中のチャレンジ反応が発達してして道具を作れるようになったり、思いやり・絆反応で協力して強くなるという独自の生化学反応を身に付けたのかもと、僕は考えています。

それが、さらに進むことでコミュニケーション手段として文字ができたり、社会ができたり、分業から専門家が出てきて、さらに経済が生まれたのかもしれません。(飛躍しすぎかも?)

つまり、人間はストレスをばねにチャレンジできるし、思いやりや絆を大切にもできるという強みで、現在の地位を確立したといいたいのです。

これって、すばらしいことですよね。

よって、「チャレンジ反応」や「思いやり・絆反応」は人間にとっての武器であり、せっかくならば使わにゃ、損、損♪

てことになります。

まとめ

 

ストレス自体も、ストレスによって体に起こる反応も実は、体にとって悪いものではなく、むしろ良いことだと意識することで、ストレスを味方にする方法についてお伝えしました。

もちろん、ストレスは体に良くない側面もありますが、ストレスに対する考え方を変えることで、少しでも仕事、家事、育児が楽になるといいですね。

ぜひぜひ、ストレスで辛い場合は、人間の武器である「チャレンジ反応」、「思いやり・絆反応」を思い出してストレスに対する考え方を変えてみてください。

 

参考文献

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【要約・レビュー】スタンフォードのストレスを力に変える教科書

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