- マッサージボールの効果ってどうなの?
- KOOLSENやトリガーポイントマッサージボールの効果的な使い方は?
- トリガーポイントマッサージボールのトリガーポイントって何?
以上の疑問についてお答えします。
デスクワークや運動で固くなって疲労した筋肉をほぐすことで、血行を促進でき、それが痛みの予防になります。
せっかくマッサージボールで、セルフケアをするのであれば、上手に効果的に使っていきたいものです。
この記事では、マッサージボールの効果的な使い方について解説します。
- KOOLSEN3点セットのマッサージボール
- トリガーポイントMB5
マッサージボールKOOLSENの効果的な使い方
マッサージボールKOOLSENは、3種類のマッサージボールが入っているので、部位別に使い分けられて便利です。
上の写真のように、一番大きいピーナッツ型、中くらいのボール型、一番小さい特殊型があります。
肩へのマッサージボールの効果的な使い方
マッサージボールを使って、肩こりを楽にする
肩が凝りやすい方の多くは、上の写真のボールを当てている位置が凝りやすいのではないでしょうか?
肩の上をマッサージする場合は、ボールを当てた状態で仰向けになるのがおすすめです。
ボールを肩に当てた状態で、上の写真のように腕を動かすことで、効果的な肩こりのマッサージができます。
弱い刺激の方がいい場合は、小さなマッサージボールを使う
大きいボールだと、圧迫が強すぎて痛い方は、小さいボールを使ってみてください。
小さいマッサージボールに変えるだけで、弱めのマッサージができます。
通常のマッサージボールだと、刺激が強すぎて痛い人には、一番小さなマッサージボールを使うのがおすすめです。
腕を上げると肩が痛い場合は、マッサージボールを使って肩甲骨をほぐす
腕を挙げるときに、腕が痛い場合は、肩甲骨の動きが悪いの原因の可能性もあります。
特に、上の写真でボールを当てている部分にある筋肉は、腕が上がらない場合は硬くなっていることが多いです。
腕を挙げるときに痛みを感じる人は、肩甲骨の筋肉をほぐしてみてください。
マッサージの方法は、前項と同じく、ボールを当てて腕を動かしてください。
動画で見ていただいた方が分かりやすいです。
マッサージだけで肩こりや肩の関節の痛みが、楽にならない場合は、ストレッチをしてみてください。
特に、肩こりの場合、内巻き肩や猫背が原因で、凝りやすい事も考えられます。
関連記事>>肩こりの原因と解消する方法を徹底解説!ストレッチ・マッサージ・温め
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ストレッチポールだと、猫背対策のためのストレッチが、簡単にできます。
肩こりや首こりの原因の多くは、猫背にあります。
猫背を改善したい場合は、参考にしてください。
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ストレッチポールのおすすめの使い方13選|猫背改善で首、肩、腰が楽々!
おしりへのマッサージボールの効果的な使い方
おしりの外側をマッサージボールでほぐす
骨盤の側面にも、おしりの筋肉があります。
この部分が硬くなると、坐骨神経痛のような症状に見舞われ、太ももやふくらはぎの外側が痛くなることがあります。
股関節が痛い場合や、調子が悪い場合もほぐすておきたいポイントです。
マッサージする場合は、おしりの外側にマッサージボールを当てた状態で、床に横になるといいです。
もし刺激が強すぎていたい場合は、一番小さい特殊なッサージボールを使うと刺激が弱くなります。
おしり全体をマッサージボールでほぐす
おしりを全体的にほぐす場合は、上の写真のように仰向けの状態で、マッサージボールをおしりの下に敷くといいです。
おしりの下にマッサージボールを敷いた状態で、足を外側に倒すとおしりをマッサージできます。
おしりのストレッチも合わせてするとさらにすっきりしますね。
おしりのストレッチを徹底的に解説しましたので、参考にしてください。
関連記事>>腰とお尻が楽になる!おしり筋肉のストレッチの方法
さらに、おしりの筋トレを行うと、強いおしりが出来上がり、腰痛やおしりの痛みの予防になります。
運動不足で、おしりの筋力低下が気になる方は、あわせて読んでおきたい記事です。
関連記事>>おしりの筋トレおすすめ3種6選|おしりを鍛える効果やメリットも解説
腰へのマッサージボールの効果的な使い方
まずは、上の写真の位置に、ピーナッツ型のマッサージボールを腰に当てます。
次に、壁と腰でボールを挟んで上下運動をすると、腰の筋肉を万番なく適度な刺激でほぐすことができます。
腰痛が取れない場合は、股関節のストレッチも行うと、さらにすっきり
股関節に柔軟性がない状態で腰のマッサージをしても、一時的に腰が楽になるだけで、痛みがすぐに戻ってしまうこともあります。
そのため、股関節が固いと思う人は、腰をマッサージボールでほぐすだけでは不十分な場合が多いです。
腰は骨盤と連動して動きます。
さらに、骨盤の動きは、股関節の柔軟性に影響されます。
そのため、股関節の柔軟性がない場合は、骨盤の動きをよくするために、股関節の柔軟性を高めること腰痛の予防になります。
腰痛を楽にするための股関節のストレッチを知りたい場合は、下記の関連記事をご覧ください。
関連記事>>デスクワークの腰痛を解消するためのストレッチ4選|原因を知り対策しよう
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手首や肘へのマッサージボールの効果的な使い方
腕をマッサージボールでほぐす場合、手首や肘、腕、指の使い方により、ほぐすべき筋肉が少し違ってくるのがポイントです。
いつも行っている動作で、どの筋肉を使っているのか確認してみるのもおすすめです。
たとえば、パソコンをする時間が長い方は、上の写真のような手首の使い方をすることが予想されます。
また、料理で鍋を降る機会が多い方は、下の写真のような手首の使い方をすることが予想されます。
それぞれの動きによって、指差しをしている箇所の筋肉が使われやすく疲れやすい場所だということになります。
腕をマッサージボールでほぐす場合は、壁で転がすのおすすめ
手首や肘の痛みの場合は、直に痛い部分にマッサージするよりも、肘から下の筋肉を狙ってマッサージボールでマッサージするといいです。
たとえばキーボード操作で手首が痛い場合は、上の写真のようにマッサージボールを当てて壁を使ってマッサージするといいです。
また、料理で鍋を降るなどして、肘が痛い場合は上の写真のようにマッサージボールを当ててマッサージするといいです。
それぞれ、手首や指の動きで、負担がかかる筋肉が変わってきます。
手首や肘の痛みには、負担がかかって硬くなった筋肉をマッサージボールで緩めるようにしてみてください。
壁の使い方は、動画をご覧ください。
もし、腱鞘炎気味だったり腱鞘炎になってしまった人は、次の記事も参考にしてください。
関連記事>>腱鞘炎のマッサージとテーピング方法|パソコン・スマホの親指・手首の痛み対策
KOOLSENマッサージボールの感想
KOOLSENマッサージボールは、3点セットなのが特徴です。
3種類のマッサージボールを使いこなすことで、いろいろな部位を効果的にほぐすことができます。
KOOLSENは3つのマッサージボールをまとめて入れられる袋付き
袋がついています。
3つともまとめることができて、持ち運びしやすいです。
マッサージボールKOOLSENはテニスボールよりも固い
KOOLSENのボールタイプは、テニスボールよりも少し小さいです。
固さはテニスボールよりも断然固く、シリコーンで覆われていて肌触りも良いです。
また、テニスボールよりも重さがあります。
そして、テニスボールに比べて以下の点でメリットがありました。
- テニスボールだとだんだん劣化するがマッサージボールは劣化しない
- マッサージボールは汚れてもきれいに洗うことができる
- テニスボールよりも、滑りにくい
Koolsenマッサージボールのデメリット
Koolsenマッサージボールは高い
Koolsenマッサージボールのデメリットは、やはり料金でしょう。
Koolsenマッサージボール3点セットは、2,000円以上するので、購入するのに少し迷いますよね。
人によっては、硬すぎる可能性がある
マッサージボールは、テニスボールよりも硬いです。
だから、テニスボールでもすでに刺激が強すぎる人は、マッサージボールは合わない可能性もあるので気を付けてください。
Koolsenマッサージボールがおすすめな人
- スポーツのけがや痛み予防のために、いろいろな部分をほぐしたい人
- 長時間のデスクワークで、おしり、肩、腰が痛くなりやすから日常的に自分でマッサージしたい人
大きなマッサージボールのトリガーポイントMB5の感想
トリガーポイントMB5は、大きめのマッサージボールです。
このマッサージボールを紹介する理由は、部位によっては、とても効果的にほぐせるからです。
特に、次の部位は、トリガーポイントMB5でほぐすのに向いています。
- おしり
- 股関節の前
おしりをトリガーポイントMB5でほぐすメリット
おしりは、テニスボールやKOOLSENのマッサージボールでもほぐせます。
しかし、次の2つの理由で、おしりのマッサージにはトリガーポイントMB5を使うメリットがあります。
- 大きいから、おしりに敷いて転がしやすく、筋肉をほぐしやすい
- 大きいから、おしりの広い範囲の、より深部まで刺激が伝わりやすい
特に、おしりを鍛えていて筋肉が発達している人は、小さなマッサージボールでは目的の深度まで刺激が伝わらない場合もあるかもしれません。
そのため、おしりをジムで鍛えている、自転車競技などのスポーツに従事している人には、大きいマッサージボールは相性がいいかもしれません。
股関節の前は、MB5がほぐしやすい
たとえば、股関節の前を上の写真のようにほぐす場合は、小さなボールよりもMB5の大きなマッサージボールを使った方が効率的にほぐすことができます。
股関節前をトリガーポイントMB5ほぐすメリット
股関節前をマッサージボールでほぐすメリットは、次に上げる2つの代表的な痛みの原因となる筋肉をケアできることです。
痛みの原因となりやすい、2つの股関節の前にある筋肉について解説します。
股関節の前の筋肉が硬くなると腰が痛くなる
腰痛や股関節の原因|股関節の前に対するマッサージボールの使い方
股関節の少し外側が硬くなると、太ももの外側から膝にかけて痛くなる
股関節の少し外側にある大腿筋膜張筋という筋肉が硬くなると、太ももの外側や膝の外側が痛くなることがあります。
特に、膝の外側が痛くなるのをランナー膝と言ったりもします。
趣味で、ランニングをしている人に、良く現れる膝の痛みです。
関連記事>>膝の外側の痛みが軽くなるセルフケア8選【ランナー膝】
太ももや膝の外側が痛いときのマッサージボールの使い方
指さしている部分が太ももの骨の部分です。
そこから、斜め上にある緑のシールが目的の筋肉です。
大腿筋膜張筋は、MB5を使うと、より効率的にほぐすことができます。
テニスボールでもほぐすことができますが、トリガーポイントMB5の方が簡単で楽にほぐせます。
マッサージボールが効果的な理由
マッサージボールを使ってセルフケアすることで、筋肉のこりをほぐすことができます。
筋肉をほぐすと、痛みの原因であるトリガーポイントをケアすることができるので、痛みが軽くなります。
ちなみに、トリガーとは拳銃の引き金のことです。
痛みの引き金の点ということで、トリガーポイントと言われます。
おしりのトリガーポイン
<引用:誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方【腰痛】|SharonSauer,MaryBiancalana著>
上の図で言うと、バツ印がついている位置がこりの位置で、色塗りされているところが痛みが出る箇所です。
このようなバツ印の筋肉のこりが、トリガーポイントです。
もし腰、足やお尻が痛い場合は、おしりにトリガーポイントができている可能性があります。
そういった場合は、おしりの筋肉をほぐすと、楽になるかもしれません。
僕の鍼灸師としての経験の上でも、このおしりのトリガーポイントからの足の痛みはよく見かけます。
おしりをほぐすと、おしりだけでなく、足も楽になることがあるんですよね。
そして、トリガーポイントは、おしりだけでなく、体のいろいろな部分にできる可能性があるんですよ。
その他のトリガーポイント
<引用:誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方|SharonSauer,MaryBiancalana著>
その他にも上の図のように、たくさんのトリガーポイントのパターンがあります。
これでも、ごく一部です。
トリガーポイントを自分で刺激するこつは、次の2点です。
- まずは、痛いと思う場所を押してみる
- 押すと、ズーンと重くなる場所を継続して押してみる
トリガーポイントは、その人の生活習慣や姿勢が色濃く反映されますので、トリガーポイントの位置も個人差があります。
特に、姿勢のトリガーポイントへの影響は大きいと言われています。
姿勢が悪いとトリガーポイントができやすい
姿勢が悪いと、部分的な負荷がかかってしまい、その部分でトリガーポイントが形成されやすいです。
そのため、普段から正しい姿勢を心がけておくのは、トリガーポイントができないようにするためにも大切なことです。
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まとめ
テニスボールでデスクワークや運動で固くなった筋肉をほぐすのは、血行を促進できるので、痛みの予防に有効です。
頻繁に、テニスボールを使うと、だんだんと劣化してくるので、日常的に筋肉のこりを自分でほぐしたい場合は、マッサージボールを購入するのもいいかもしれません。
KOOLSENのマッサージボールは、3種類のマッサージボールが入っているので、部位別に使い分けられるの便利です。
大きいマッサージボールのトリガーポイントMB5は、大きい利点を生かして、おしりや股関節の前に使うと効率的に筋肉のこりをほぐすことができます。
この記事で使った健康グッズ