クラウドワークスで稼げるかどうかを気にしている初心者Webライターは多いようです。
たとえば、次のような疑問や悩みはありませんか?
- 初心者はクラウドワークスでいくら稼げる?
- どんな提案文を書いたら仕事を獲得できる?
- 初心者は実績がないからどうやってアピールすればいいかわからない
クライアントへの提案文は、コツを学べば仕事の依頼を獲得できます。
さらに、実績がない初心者はサンプル記事を書いたり、ブログを運営したりして、それをクライアントに提示すればよいです。
私は、クラウドワークス単体だと、開始約3ヵ月で約96,446円稼げました。
今回は私の経験をもとに次のことをお伝えします。
- クラウドワークスとはなにか?
- クラウドワークスのメリットとデメリット
- 採用されるプロフィールや提案文の書き方
- 実績がない初心者はどうすれば良いのか?
本記事を読むことで、クラウドワークスで仕事を獲得して、初心者でも月に数万円を稼ぐ方法が分かります。クラウドワークスが初めての人や、ぜんぜん稼げていない人は参考にしてください。
クラウドワークスは無料で登録できますので、まずは以下から申し込みをしてみるのもおすすめです。
クラウドワークスは自宅でできる仕事を紹介してくれる
クラウドワークスは、仕事を受注したい人と仕事を発注したいクライアントをマッチングしてくれるネットサービスです。
クラウドワークスに登録した人は、ライティングやタスク、動画編集、プログラミング、パソコン入力などさまざまな分野の仕事を請け負うことができます。
仮払い方式が採用されており、クラウドワークスが支払いの仲介をしてくれるので、受注者側と発注者側の支払いに関するトラブルが発生する心配がありません。
初心者がクラウドワークスで稼いだのは約3ヵ月で9万円
その後の約3ヵ月でクラウドワークスにて稼いだ額は、次の通りです。
年月 | 月間の報酬額 |
2020年12月 | 2,574円 |
2021年1月 | 37,925円 |
2021年2月 | 20924円 |
2021年3月 | 35,023円 |
合計 | 96,446円 |
この間に、応募した仕事の件数は45件で、そのうち16件で仕事の依頼を受けることができました。つまり、クラウドワークスの契約の成功率は35%です。初心者にしては、35%の契約率は良い方でしょう。
初心者でもクラウドワークスで契約を取るには、クライアントの心をつかむ提案文書を書けると良いです。さらに、ポートフォリオかサンプル記事をクライアントに見てもらうのも有効です。
実績がない初心者の場合は、サンプル記事をうまく使うと良いでしょう。
ランサーズとココナラも合わせた収益については以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。
Webライターは気軽にできる副業のうちの一つです。とはいえ、月に5万円以上を稼ぐとなると苦労する人も多いようです。 Webライターが全然稼げない... Webライターの副業はどれくらいの報酬? 報酬アップのコツは?[…]
初心者Webライターが感じたクラウドワークスのメリット
報酬以外にもクラウドワークスで仕事をするメリットがありますので、参考にしてください。
Webライターとしての実績を積める
クラウドワークスを通して、実績を積めるのはメリットとして大きいでしょう。
Webライターの仕事を獲得するには、企業のホームぺーに営業をかけたり、ツイッター上の案件を探したりする方法があります。しかし、実績がない初心者が取り組むには高い壁です。
クラウドワークスには、初心者でも受注できるWebライティングの仕事があるため、実績を作るのにうってつけです。初心者は、まずはクラウドワークスで実績とスキルを身に着けると良いでしょう。
Webライティングの勉強になる
クラウドワークスを通して受注できる仕事には、Webライティングの勉強になる仕事が多数存在します。
たとえば、クライアントが提示するレギュレーションは、Webライティングのスキルを上げるのに役立ちます。
ネットで使えるツールについての知識が身につく
クラウドワークスで仕事を受注した後は、クライアントとコミュニケーションをとって記事を仕上げていく必要があります。
クライアントは仕事の必要に応じて、「チャットワーク」や「スラックス」といったツールを使って連絡するように求める場合があります。
また、Webライティングの仕事の中には、簡単な表やグラフ、画像の加工が必要な場合もあります。
以上のように、書く以外の作業で必要なネットツールの使い方やスキルを学べるのも、クラウドワークスで仕事を受ける醍醐味でしょう。
初心者Webライターが感じたクラウドワークスのデメリット
ここでは、クラウドワークスで感じたデメリットを正直に話しますので、参考にしてください。
思ったよりも稼げない
クラウドワークスは、はじめは思ったよりも稼げません。
すでにクラウドワークスで仕事を始めた人も、稼げないと思う人は多いのではないでしょうか。
とはいえ、単価を上げる方向で仕事を見つけたり、記事の執筆スピードを上げたりすると稼げないという不満も徐々に解消されるでしょう。
仕事の獲得が難しい
仕事の獲得が難しいというのも、初心者がクラウドワークスで仕事を受注する上で起こりがちな問題です。
とくに、まだ実績がないためクライアントにどうやって自分をアピールすれば良いか分からない人も多いです。
修正依頼にイライラする
初心者のころは、時間をかけて一生懸命に記事を書いて納品しても、たくさん修正を依頼されることがあります。
修正依頼が何回も続くと、しだいにイライラします。
しかし、これは仕方のないことです。
自分が間違っていると指摘されるわけですから、イライラするのも無理もありません。
そんな時は、深く深呼吸をして心を落ち着け、仕事を投げ出さないようにしましょう。
スカウトをもらえるプロフィールの書き方
私はクラウドワークスでスカウトのお仕事を、何件か頂いたことがあります。その中には、きっとプロフィールを読んで仕事を依頼してくれたクライアントもいたことでしょう。
プロフィールは、特に前半部分にアピールしたいことを書くと良いです。
プロフィールの項目 | 内容 |
冒頭 | 自分が持つスキルや特徴、クライアントにとってのメリットを書く |
自己紹介 | クライアントのメリットを含めて書く |
経歴 | 職歴をさらっと書く |
資格 | ライティングとは関係ない資格も書く |
実績例 | 過去に書いたライティング、付け加えていく。 自分のブログ運営も書く |
得意な業務 | ライティング、ジャンル |
活動時間 | 1週間にどれくらい活動できるのか |
実際の私のプロフィールは、クラウドワークスのページをご覧ください。
文字単価2.8円!競争倍率13倍の中から選ばれた提案文の書き方
ここでは、私がクラウドワークスを開始して3か月くらいで受注した高単価案件を獲得したときの提案分の書き方を紹介します。
ちなみに、高単価案件のライバルの応募状況は次の通りです。
- 文字単価2.8円の案件
- 合格率4/52
- 競走倍率13倍
テンプレートではない文章を心がける
クラウドワークスの提案文には、テンプレートを保存できる機能があります。
とはいえ、すべての文章をテンプレートにしてしまうと、クライアントが提案文に魅力を感じてくれません。
テンプレート機能は一部で使うことにして、特に前半部分はクライアントごとに文章を丁寧に書くようにしましょう。
応募した理由を書く
冒頭部分に、応募した理由を書くのも効果的です。
応募した理由を書く場合は、クライアントの案件に自分が適していることや、仕事を依頼することでメリットがあるのが分かるように書くと良いでしょう。
たとえば、次のような言い回しをすると良いでしょう。
- 「~の資格を持っているので、応募しました。」
- 「~の実績を生かせるので、応募しました。」
- 「~の経験でお役に立てるので、応募しました。」
以上のような言い回しで、はじめにクライアントにアピールすると、提案に興味を示してくれます。
募集要項に合わせた文章を書く
クライアントが提示した募集要項をくみ取った文章を書くようにしましょう。
つまり、クライアントが募集要項で書いてあることに答えるようなアピールのやり方をしてみましょう。
クライアントが求めることを、しっかりくみ取るのが大切です。
クライアントにとってのメリットを書く
クライアントが重視していることや応募の条件をあまり書いていない場合は、自分からクライアントにとってのメリットを伝えましょう。
たとえば、次のような内容がおすすめです。
- 「連絡をいただいたら、少なくとも6時間以内にはお返事します。」
- 「分かりやすく論理的な文章を書くのが得意です。」
- 「記事の品質には気を配っているため、納品前には記事を3回は見直すことにしています。」
以上のような、メリットはほとんどのクライアントが求めていることなので、しっかり伝えると効果的です。
さらに、案件に生かせるスキルや経験があれば積極的にアピールしましょう。
サンプル記事かポートフォリオを載せる
クライアントの多くが、ポートフォリオの提出を求めてきます。ポートフォリオというのは、過去に書いた記事のことです。
クライアントは、あなたのポートフォリオを見ることで、文章力や知識を判定します。
そのため、案件の内容に近いポートフォリオを提出するのが理想的です。
もし、ポートフォリオがない場合は、自分のブログ記事を提出したり、サンプル記事を作っておいて提出したりするのも良いでしょう。
ポートフォリオを求められたら、必ず提出しなければなりません。しかし、求められていなくても提出すると、クライアントもあなたに仕事を依頼しやすいです。
後半はプロフィールをコピペする
後半部分はプロフィールをコピペするかテンプレートに保存しておいて使うと良いでしょう。
プロフィールを提案文の最後に、載せた方が良い理由は、クライアントにあなたのプロフィールを見てもらえる機会を増やすためです。
案件の中には、数十件もの応募があることも珍しくありません。
そのため、クライアントも一人の提案文やプロフィールをじっくりと見る時間がない可能性があります。
実績がない初心者はサンプル記事を提出してみよう
実績がない初心者は、仕事に応募しても、ポートフォリオがないため経験者に比べて不利になります。なぜなら、クライアントは受注者がどんな文章を書くのかがとても気になるからです。
そんな時に、サンプル記事をあらかじめ準備しておくのがおすすめです。
希望のジャンルの知識を身に着ける
自分が記事を書きたいジャンルがあり、そのジャンルについての知識が不足している場合は、まずは知識を増やしましょう。
たとえば、本を1~2冊読んだり、YouTubeやネット検索で調べてみたりすると良いでしょう。
希望のジャンルのSEO記事を書く
知識が身に付いたら、希望のジャンルのSEO記事を書いてみてください。記事を書く際は、SEOを意識してライティングするのがおすすめです。
なぜなら、クライアントの中にはSEOの知識がある人にライティングを依頼したい会社がたくさんあるからです。SEOライティングについて知りたい人は、下記の記事も参考にしてください。
自分のサービスや商品を紹介や、アフィリエイト収入を目的にブログを書く場合、大切なのがSEOを意識したブログを書くことです。ところで、ブログの書き方について次のような悩みはありませんか? SEOブログの書き方が分からない[…]
サンプル記事の文字数は、1,500~3,000文字程度を目安にすると良いでしょう。
クライアントにサンプルとして提出する
記事が完成したらクライアントにサンプルとして提出しましょう。文章は、「サンプル記事を書きましたので、選考の際の参考にしてくだいさい。」で良いです。
クライアントは、あなたの文章力や知識を知りたいので、サンプル記事であっても仕事の依頼のための資料として活用してくれます。
サンプルの提出は、クライアントがしている形式で提出するとみてもらいやすいです。
クラウドワークスでは、Googleドキュメントやワード、ドキュメントファイルのいずれかで記事を提出するように求められることが多いです。
まとめ:初心者は提案文とサンプルで勝負しよう
初心者でもクラウドワークスで数万円程度であれば、稼ぐことが可能です。
クラウドワークスには、次のようなメリットがありました。
- 実績を積める
- ライティングの勉強になる
- ネットで使えるツールについての知識が身につく
そして、クラウドワークスのデメリットは以下の通りです。
- 思ったよりも稼げない
- 仕事の獲得が難しい
- 修正依頼にイライラする
とはいえ、経験を積んだりスキルを高めることで、デメリットも解消していくため初心者のころは少しの辛抱は必要かと思われます。
できる限り、仕事を獲得するためにも、プロフィールはクライアントアがメリットを感じるように書くと良いでしょう。
また、提案文によって仕事を依頼される数も大きく変わるので、次のことに気を付けて丁寧に書くと良いです。
- テンプレートではない文章を心がける
- 応募した理由を書く
- 募集要項に合わせた文章を書く
- 相手のメリットを書く
- サンプル記事かポートフォリオを載せる
- 後半はプロフィールをコピペする
実績がない初心者は仕事が取りにくいとあきらめずに、サンプル記事を作ってクライアントに提出するのも一つの手です。