夫婦のコミュニケーションの場として、晩酌を楽しむ方も多いのではないでしょうか。
しかし、晩酌は夫婦間トラブルのもとになることもあります。
「晩酌を止められてケンカになった!」「本当は夫婦で楽しく晩酌をしたい…」などの悩みを抱えていませんか。
本記事では夫婦で晩酌をするメリットや、子育て夫婦が仲良く一緒にお酒を楽しむ方法について解説します。
この記事を執筆するひがしです。執筆した時点で筆者は結婚5年目。
3人の子どもがいて、少し前に産後の妻が晩酌解禁になりました!
現在子育てで忙しいながらも、夫婦で晩酌を楽しんでいます。
経験から語りますので、参考にしてください。
子育て夫婦の晩酌事情!居酒屋に行かずに宅飲み
子育て夫婦の場合、2人で居酒屋に行くのは難しいから、家の中で晩酌する家庭は多いのではないでしょうか。
我が家も子どもが生まれてから、夫婦で居酒屋に行ったことはなく家で晩酌します。
居酒屋に行くと1人3,000~5,000円くらいかかりますが、自宅で晩酌すればつまみ代と酒代を含めて1人1,000円もかからない点は大きな魅力ですよね。
しかも移動時間がないから、晩酌が済んだ後はすぐに就寝できます。
自宅での晩酌が、夫婦で過ごすかけがえのない時間という人も多いのではないでしょうか。
夫婦で晩酌するメリット
筆者が感じる夫婦で晩酌するメリットは、会話がはずんだり、日ごろのストレスを発散できたりすることです。
夫婦2人っきりで晩酌する場合は、恋人気分になれるとかスキンシップを取れるなどのメリットもありますよね。
会話がはずむ
お酒を飲むとドーパミンと呼ばれる脳内物質が分泌されるため楽しい気分になり、会話がはずむそうです。
日頃は会話の少ない夫婦も、晩酌中は楽しく話せる場合もありますよね。
相談しづらいことがあっても「ちょっと相談してみよう」「晩酌中だったら、パパ(ママ)も話を聞いてくれるかも」と考えられるようになり、悩みをため込まずに済むかもしれません。
日頃のストレスを発散できる
お酒を飲んで夫婦で会話を楽しめると、ストレスを発散できます。
夫婦が共にストレス発散するためには、自分が一方的に話すのではなく相手にも話してもらってバランスよく会話を楽しめるといいですね。
仕事の愚痴であったり、噂話だったり、日ごろは外で話しずらい話題など。
夫婦で過ごす晩酌の時間であれば、ありとあらゆる話題について話せちゃうかもしれません。
恋人気分でスキンシップを図れる
恋人同士のときは2人で居酒屋デートをした夫婦も、結婚を機に2人でお酒を楽しむ機会が減ったケースもあるのではないでしょうか。
ましてや子どもがいる家庭では、恋人気分で出かける時間なんて皆無に等しい夫婦も多いですよね。
そんなときは子どもが寝静まったあとに、2人きりで晩酌すると恋人気分を取り戻して、スキンシップも図れるかもしれません。
映画や音楽でロマンチックなムードを演出してみてはいかがでしょうか。
子育て中の夫婦が仲良く晩酌するには?
晩酌はメリットばかりではなく、次のような夫婦間のトラブルや心配事もあります。
「旦那が飲んでばっかりで何もしてくれない!」
「妻がアルコール中毒でないか心配だ…」
夫婦でうまく晩酌の時間や飲酒量を調整したり、家事や育児の役割分担をしたりして楽しく晩酌をしたいですね。
筆者は子育て中の夫婦が仲良く晩酌するためには、次の点に注意すればよいと考えています。
- 家事を分担する
- 飲み過ぎない
- 短時間で手軽に済ませる
- 晩酌しても夫婦で育児をする
家事を分担する
夫婦で晩酌する場合、片方に家事の負担がかからないように、うまく分担することをおすすめします。
たとえば我が家の平日は、次のように家事を分担して夫婦の晩酌時間を確保しています。
晩酌は食事と一緒に1時間程度で済ませて、21時には家族全員で就寝する毎日です。
飲み過ぎない
夫婦が自宅で晩酌をする場合、飲み過ぎない方が良い理由は以下の2点です。
- 飲み過ぎると相手に負担がかかるから
- 健康に悪いから
飲み過ぎると相手に負担がかかるから
夫もしくは妻が飲み過ぎると、片づけをしたり寝る準備をしたりする際に相手に負担がかかります。
また夫婦の片方が呂律が回らないくらいまで飲まんでしまうと、会話も楽しめなくなるでしょう。
相手に負担がかかる状況が続くと、不満が募り夫婦げんかに発展しかねません。
健康に悪いから
過度の飲酒は肝臓をはじめとした内臓にダメージを与え、健康を害する恐れがあります。
さらに知らず知らずのうちにアルコール依存症になる可能性がある点も注意が必要です。
厚生労働省が実施した政策「健康日本21」では、節度ある適度な飲酒としてアルコール約20gを定めています。※1
たとえば350mlの5%発泡酒を飲むと17.5gの基準値と近いアルコール量を摂取することになります。
飲酒をする際は、発泡酒を飲むのであれば350ml缶で1本程度、日本酒であれば1合程度に抑えると適度に飲酒できるでしょう。
※1 参考:健康日本21(アルコール) |厚生労働省
短時間で手軽に済ませる
子育ての時期は、子どもとの時間を優先させるためにも、短時間で手軽に済ませるのも夫婦の晩酌を楽しむコツです。
手軽に済ませたい場合、以下の手段が考えられます。
- 夕ご飯のおかずをつまみにする
- スナック菓子やナッツ類をつまみにする
- 晩酌の時間を決めてダラダラ飲酒をしない
晩酌しても夫婦で育児をする
子どもがいる場合、自分だけが晩酌をして、相手が育児に追われる状況は避けることをおすすめします。
たとえ夫婦の片側がお酒を飲まない場合でも一緒に会話を楽しみ、晩酌後は家事や子育てを分担するようにすると夫婦間のトラブルを減らせるでしょう。
子育て世帯の就寝前は子どもの歯磨きや寝かしつけ、散らかったおもちゃの片付けなど、なにかとやることが多いものです。
夫婦で晩酌したくても相手が乗り気でない場合や晩酌を止められている場合は、日ごろから育児や家事に励むと、夫婦で一緒に晩酌をできるかも。
夫婦で晩酌するときに我が家で話す内容
我が家では次の話題で盛り上がることが多いです。
- 子どもの話題
- 世間の話題
- 仕事の話
- 休日の予定
我が家は夫婦共働きで、妻が仕事の話をすることが多いですね。
筆者は仕事の話をすることは少なく、妻の話を聞いているか、世間の話題を口にすることが多いです。
晩酌のときは、子どもも一緒に食事をとるため、保育園のできごとや遊んだ内容を話しています。
夫婦それぞれで、晩酌を通して楽しく会話をできるといいですね。
夫婦のコミュニケーションに晩酌はおすすめ
夫婦間でコミュニケーションをとるためも晩酌はおすすめです。
筆者は晩酌の時間を夫婦間の潤滑油のようなものだと考えています。
しかし晩酌の前後は夫婦が協力して家事や育児を行わないと、妻もしくは夫どちらかの不満が溜まって夫婦間のトラブルになることもあります。
晩酌前後は夫婦で家事や育児を分担しながら、一緒に楽しく晩酌をできる時間を確保していきたいですね。