不妊症への施術・妊娠希望の鍼灸

こんなお悩みは、ありませんか?
- 不妊治療を受けているが、なかなか子ども授かることができない
- タイミング法や自然妊娠で、子どもを出産したい
- 体外受精や人工授精を受けているが、同時に鍼灸や整体で体の調子を整えたい
不妊とは、男女が妊娠を希望して、1年以上否認せずに性交を行っているにもかかわらず、妊娠できないことだと言われています。
一般的には、年齢が上がるに従い、妊娠しずらくなり、病院で検査を受けてもなんら原因が見つからないけど、なかなか妊娠に至らないケースも多いです。
そして、妊娠したいけど妊娠できないことで、そのことで悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
ひがし鍼灸整骨院では、鍼灸や整体で自律神経を整え、骨盤内の支給への血流を促進することで、妊娠できる可能性を高めるお手伝いをさせていただいています。
この記事では、当院で行っている不妊治療をご紹介します。
- なぜ、不妊になってしまうのか?
- 不妊症治療に対する施術方法
不妊症の原因と解決方法
不妊症の原因は、さまざまですが、当院では特に次の2点に着目しています。
- 自律神経の乱れ
- 子宮への血行の不良
なぜ、上記の2点に着目しているのかというと、病院の検査では原因がはっきりしずらい原因だからです。
不妊症における自律神経の乱れ
自律神経とホルモンバランスは密接に関係しています。
また、子宮の血流も自律神経に影響されます
自律神経の乱れとホルモンバランス
病院の検査で、ホルモンのバランスが悪いことが分かった場合、なぜホルモンのバランスが悪いのかを考える必要があります。
病院では、お薬でホルモンのバランスを整える方法が取られます。
その時に、考えたいのが自律神経の乱れです。
自律神経やホルモンの分泌を調整は、主に脳の視床下部という場所で行われています。
場所が近いこともあるためか、自律神経とホルモンのバランスは相互に関係しあっています。
そして、妊娠の場合に、特に大切なのは女性ホルモン(プロゲステロンやエストロゲン)です。
このホルモンバランスが悪いと、特に排卵が上手くいかない、子宮内膜が肥厚しない、体温が2層にならないなどの状態になる可能性があります。
自律神経とホルモンバランスは、相互に影響しあうため、自律神経を整えるのもホルモンバランスを整えることにつながります。
自律神経を整えるには
自律神経を整えるためには、まずは生活習慣のリズムを一定にすることが有効です。
たとえば、就寝時間と起床時間を毎日、同じ時間にするのはとても自律神経にとっても良いことです。
その他、食事を一度に摂りすぎない、甘いものを摂りすぎなないことも大切です。
とはいえ、仕事の都合上、生活のリズムが整わない、生活習慣には気を付けているが、なかなか結果が出ない場合は、鍼灸を使うのもひとつの手段となります。
鍼灸で自律神経を整える
鍼灸で自律神経を整える場合は、経穴(いわゆる、ツボ)を使った施術が有効です。
たとえば、三陰交、関元など、先人たちの経験によって導き出された不妊に効果をはっきするつぼがございます。
そういった、ツボに鍼を打ったり、お灸をすえることで自律神経の乱れを整えることができます。
不妊症における子宮の血行不良
当院では、子宮の血行を促進する方法として、次の3つがあると考えています。
- 腹部に鍼やお灸をすることで、子宮の血流を促進する
- 臀部や腰部に鍼灸を行い、こりをほぐす
- 股関節の柔軟性を高めたり、動かしたりすることで子宮の血流を促進する
腹部への鍼やお灸
妊娠するには、分厚い子宮内膜が必要です。
子宮内膜は、血液によって作られ、生理時には、はがれて体外に経血として排出されます。
そのため、妊娠するには、十分な血液を子宮内に送り必要があります。
腹部に鍼やお灸をすることで、子宮内の血流量が上がる体のメカニズムがあります。(専門用語で、体性ー自律神経反射といいます。)
腹部への鍼やお灸をすることで、子宮内の血流を上がる効果が期待できます。
腰部や臀部の筋肉のこりをほぐす
人間の行動パターンは、ある程度決められています。
たとえば、デスクワークの人は座っている時間が長いので、股関節を曲げた状態を維持して、体を動かすことも少ないという生活パターンです。
デスクワーク以外の方も、それぞれの行動パターンがあり、毎日似たような体の動かし方をします。
そこで、起こるのは、使う筋肉と使わない筋肉が出てきます。
使わない筋肉は、だんだん弱くなり、血行も悪くこりができます。
また、使いすぎた筋肉も、疲労が蓄積して筋肉にこりができます。
筋肉のこりができた部分は、硬く血行が悪くなっていて、痛みの慢性的な原因になります。
血流の阻害の原因にもなり、特に子宮がある骨盤に付着している腰やおしりの筋肉などは、子宮への血流へ影響する可能性もあります。
硬くなった腰やおしりの筋肉のこりを鍼やお灸、指圧でほぐすことで、血行を促進することができます。
股関節の動きを良くして骨盤内の血行を促進する
子宮があるのは、骨盤の中です。
つまり、子宮の血流を活性化させるには、骨盤の動きを良くして骨盤内の血流を良くするといいです。
そこで、大切なのが骨盤から、下半身に向かって伸びる筋肉をしっかり動かせるようになることです。
つまり、股関節の筋肉の柔軟性を高め、動きをよくすることです。
筋肉がしっかり動くと、骨盤周りが温かくなり、血行が良くなります。
骨盤内の血流が改善すると、骨盤内の支給への血液供給もうまくいきます。
そして、股関節の柔軟性を高めるには、整体を行い、ご自宅でも体操をしていただくのが有効です。
当院では、不妊症の方には、鍼灸だけでなく、整体とセルフケアのアドバイスを丁寧に行います。
鍼灸による不妊症治療の効果
体外受精で妊娠できなかった不妊症への鍼灸治療の有効性
※2006年11月10日読売新聞夕刊記事より(名古屋の明生鍼灸院と明治鍼灸大学が日本生殖医学会で発表)
体外受精を5回以上行っても妊娠できなかった不妊症の女性114人にハリ治療を行ったところ、約4割にあたる49人が妊娠に至ったと、名古屋の明生鍼灸院と明治鍼灸大の研究グループが10日、大阪市内で開かれている日本生殖医学会で報告した。
49人のうち4人は自然妊娠だったほか、30人は治療後1回目の体外受精で妊娠に成功したという。不妊治療の専門家が集まる学会で、針治療による効果を示すデータが発表されるのは珍しい。
報告された114人治療実績は、1998年2月~2006年6月に、同治療院を訪ねた不妊患者のうち体外受精を5回以上行っても妊娠しなかった女性のもので、治療は週1~2回のペースで行われ、腹部や足などにある婦人科疾患に効果があるとされるツボを針で刺激した。
体外受精の前後のはり治療の有効性
※2002年4月30日読売新聞夕刊記事より(ドイツと中国の研究チームがまとめた報告)
体外受精の前後に、女性の体をリラックスさせるハリ治療をすると、妊娠率が大幅に向上するという研究結果を、ドイツと中国の研究チームがまとめた。
米生殖医療学会誌に掲載された報告によると、同チームは、体外受精を受ける女性百六十人を二グループに分け、一方には体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後にハリ治療を実施。
残りのグループには、ハリ治療をせず通常の体外受精を行った。
その結果、ハリ治療グループの妊娠率は42.5%に上がり、通常治療の26.3%を大幅に上回った。
体外受精の妊娠率は、高くても三割程度とされ、繰り返し治療をうけるカップルの精神的、金銭的な負担が問題になっている。
妊娠率が向上する詳しい理由は分からないが、同学会のサンドラ・カーソン次期会長は、「確実に検証されれば、妊娠率向上に役立つ手法になる可能性がある」と注目している。
不妊症治療についてのまとめ
ひがし鍼灸整骨院では、不妊症でお悩みの方には、次のようなことに着目して施術を行います。
- 骨盤内や子宮への血行を改善する
- 自律神経の乱れを整える
具体的には、次のような施術を行います。
- 自律神経の乱れを整えるために、手足のつぼに鍼やお灸を行う
- おしりや腰の筋肉のこりをほぐして血流を改善する
- 腹部のつぼにお灸や鍼を行い、子宮の血流を促進する
- 股関節を柔軟にする整体で、骨盤内の血流を促進する
以上のように、体の調子を整えて、妊娠しやすい体づくりをサポートさせていただきます。
肌の露出が少ない、専用の治療着を準備しています。
施術でも、肌の露出が少ない専用の治療着を準備していますので、施術に肌の露出することに不安を感じている方もご安心ください。
また、肌の露出をさせたくない場合は、手足に鍼をして、腰やおしりの施術は指圧で行うなどの施術でも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。