未経験からでも挑戦できるWebライターは、主婦(主夫)や学生でも在宅で働いて収入を得られるのが魅力です。成功するとサラリーマン以上の収入を得られる可能性もあるため、Webライターに興味を持つ人も増えています。
しかし中には
「未経験からでもWebライターになれるの?」
「Webライターになる方法は?」
といった疑問を持ち、なかなか一歩を踏め出せない人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、未経験から在宅でWebライターになる方法を解説。
異業種からWebライターへと転身した筆者の体験談もご紹介します。在宅のWebライターとして活動したい人は、ぜひ参考にしてください。
Webライターのヒガシと言います。
整体師から職を変えて、現在は在宅Webライターとして働いています。
僕の経験を踏まえて、Webライターになる方法を紹介します。
在宅Webライターとは?
Webライターとは、Webサイトに載せる記事を執筆する人のことです。
複数のタイプに分かれており、SEOライターやセールスライター、コピーライターなど目的に応じて、さまざまなWebライターが存在します。
Webライターには企業に雇われていたり、フリーランスとして活動したりして活動する人がいます。
中でも、フリーランスのWebライターだと、時間を縛られない在宅ワーカーになることも可能です。
また最近では、多くの人が在宅ワークの副業としてWebライティングを選択。
中には主婦や大学生でも、家事や学業の傍らサラリーマン以上の収入を得る在宅Webライターもいます。
次に、未経験から在宅Webライターになる方法をご紹介します。
未経験から在宅Webライターになる方法
未経験から在宅Webライターになる方法には、次のいずれかのパターンから始めるのがオススメです。
- クラウドソーシングサイトで案件に応募する
- 個人ブログを運営する
それぞれの始め方について解説します。
クラウドソーシングに応募する
Webライターがフリーランスとして仕事を請け負う場合、企業と直接の契約を結んだり、クラウドソーシングから仕事を見つけたりします。中でもクラウドソーシングを利用して、仕事を得るフリーランスのWebライターは多く、全体の8割以上が利用しているという統計データもあります。※1
多くのWebライターが利用する代表的なクラウドソーシングは次の通り。
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
各クラウドソーシングについて詳しく解説します。
次の記事では、クラウドソーシングでの稼ぎ方を詳しく解説していますので、参考にしてください。
関連記事:クラウドソーシングでWebライターは稼げる?約100万円を稼いだ経験からコツを解説!
(参考)
※1:Webライターのクラウドソーシング利用率は82.3%|株式会社realwave
ランサーズ
ランサーズに登録すると、公募されているWebライティング案件の中から、自分が働きたい案件を探せます。
また、企業や個人などのクライアントから直接依頼を受けるシステムもあります。
そのため、熟練のWebライターになると、クライアント側から記事をどんどん依頼されるため、自分で仕事を探さずに済む状態になります。
Webライターの実力を評価するための制度もあり、最上位のタイトルは認定ランサーと言われます。
さらに、認定ランサーの中でも優秀なランサーは「ランサーオブザイヤー」に選ばれ、年に1度の間隔で催されるイベントで表彰されます。
ランサーズで働いてみたい人は、次の記事も参考にしてください。
関連記事:初心者がランサーズで副業したら3ヵ月で月5万越え!稼げない理由も公開
クラウドワークス
クラウドワークスは、日本のクラウドソーシングの中でも最大級のサイトであり、Webライティングの案件が豊富です。
ランサーズと同じく、クライアントから直接依頼を受けるシステムもあり、Webライターの評価制度もあります。
クラウドワークスの上位タイトルは、プロクラウドワーカ―と言われており、認定されると契約単価のアップが期待できます。
また、「クラウドカレッジ」と言われるフリーランスに必要なスキルを学べる講座があるのも魅力。
クラウドカレッジの中にはWebライター講座もあり、そこでWebライティングについて学ぶことも可能です。
クラウドワークスで働いてみたい人は、次の記事も参考にしてください。
関連記事:初心者はクラウドワークスで稼げる?提案文やポートフォリオの作り方を徹底解説!
ココナラ
ココナラは自分の得意なスキルを販売できるサイトです。ココナラで、Webライティングのスキルを商品として販売すると、Webライターとして働けます。
自分で値段を設定して、スキルを販売できるのが魅力で、実力があれば高単価でもクライアントから依頼を受けることも可能です。
上位タイトルであるプロワーカーになると、信頼性も上がりクライアントからの仕事の依頼が増えることでしょう。
商品となるサービスの作り方によって、1記事のみや10記事以上を執筆するような仕事依頼の受け方もできます。
ココナラで働いてみたい方は、次の記事も参考にしてください。
関連記事:ココナラで初心者Webライターが副業すると稼げる?登録するメリットも解説
個人ブログを運営する
個人ブログの運営からWebライターへと転身するパターンもあります。
たとえば個人ブログで記事を書いて、それをポートフォリオにすると、クラウドソーシングの案件に応募した際にも採用されやすいメリットがあるのです。
僕の場合は、副業ブログで稼げずに、Webライターになった経緯があります。
個人ブログは仕事の納期がないから、マイペースで始められるのが魅力です。
ポートフォリオというのは、クライアントがWebライターの実力を測るために参考にする過去のライティング記事のこと。
個人ブログの記事であっても、文章力やSEOライティングの知識を見るために、ポートフォリオとして参考になるのです。
本格的なポートフォリオの作成方については、次の記事を参考にしてください。
関連記事:Webライターのポートフォリオには何を書く?6名を調査した結果から書き方を徹底解説!
もし将来的に個人ブログからも収入を得たいのであれば、アフィリエイトやGoogleアドセンスを行いやすいWord Pressがオススメです。
Word Pressを始めたいのであれば、エックスサーバーを使うと簡単に始められます。
未経験から在宅WebライターになるにはSEOライティングを学ぼう
Webライターには、SEOライティングやセールスライティング、コピーライティングなどのスキルが必要です。
未経験の場合は、まずはSEOライティングについて学ぶことをおすすめします。
クラウドソーシングには、SEOライティングの案件が多いのです。
ここでは、SEOライティングの詳細や学び方をご紹介します。
SEOライティングとは
SEOライティングとは、Googleなどの検索結果で上位表示されるような記事を書くスキルです。
特定の検索キーワードに対して次のことを考え、検索意図を分析する能力が求められます。
- 「読者は何を知りたくて、キーワードを入力したのだろう?」
- 「どんな内容で文章を書けば、検索した読者は満足するのだろう?」
- 「どのように書けば読者は、記事を読みやすいのだろうか?」
さらにSEOライティングには、スマホでの文章の読みやすさにも配慮する必要があります。
たとえば、一文を短くしたり、適度に文字間隔をあけたりすると、スマホでも読みやすくなります。
企業から受注する記事を書く際に重宝するだけではなく、自分でブログを運営してアフィリエイト収益を得る際にも役立つスキルです。
SEOライティングの学び方
SEOライティングを学ぶには、次のような方法があります。
- SEOライティングの仕事から学ぶ
- SEOに関する教材や書籍から学ぶ
それぞれ、詳しく解説します。
SEOライティングの仕事から学ぶ
クラウドソーシングでSEOライティングの案件に応募して、仕事を継続するうちにSEOライティングが身に付きます。
クラウドソーシングのサイトでSEOに関する案件を見つけるには、まず仕事の検索でライティングカテゴリーを指定します。
次に、検索窓に「SEO」と打ち込んで検索するとSEOライティングに関する案件を見つけられます。
SEOに関する教材や書籍から学ぶ
書籍から学ぶ場合は、「沈黙のWebライティング」や「沈黙のWebマーケティング」がオススメです。
また、教材から学ぶ場合は、Udemy などで販売されている動画教材から学ぶ方法もあります。

30代が未経験から在宅Webライターになるまでの体験談を紹介
ここでは、筆者がWebライターになるまでに行ったことを紹介します。未経験からWebライターになりたい人は、参考にしてください。
店舗ブログを書いていた時期
Webライターの仕事に関わるようになったきっかけは、筆者が一人で運営していた整体院を宣伝するためにブログを書いたことです。
その当時は、Webライターという仕事があることも知らず、ただ自分の整体院を知ってもらうために素人ながらもブログを書きました。
健康系のブログで、アフィリエイトにも挑戦して、月に1万円程度の収入を得ていました。
副業Webライターの時期
順調に整体院を運営していた中で、経営状態が悪化するトラブルが起こりました。
2020年から流行した新型コロナウイルスの感染症予防で外出自粛処置が行われたのです。そのあおりを受け、整体院のお客さんの数が激減。
そこで生活費のために2020年12月ころから、副業としてWebライターを始めました。まずはクラウドソーシングに登録して、仕事依頼を受けて報酬を得ていました。
初月に得た収入は、1,000円程度。その後、少しずつ収入を伸ばし10万円くらいを獲得できるようになったのです。
10万円を超えるようになったので、専業Webライターになることを考え始めました。
専業Webライターの時期
整体業を辞めて、専業Webライターとして活動することに。
Webライターに転身した理由は、新型コロナウイルスの先行きが不安だったからですが、もともと在宅ワークにも興味を持っていました。
僕の場合は、娘3人の子育てを夫婦で協力して行いたいと思っていましたね。
夫婦共働きでも、どちらかが在宅だと、とても子育てをやり易いと感じています。
副業時代よりもまとまった執筆の時間を確保できたもあり、Webライターの月収入を30~40万円くらいまで伸ばせました。
努力をすれば、未経験からでもWebライターになれることを、筆者は経験から実感しています。
在宅Webライターで稼ぐためには?
Webライターというと文章ばかりを書くイメージをお持ちの方も多いのかもしれませんが、実はコミュニケーションも重要です。
ここでは、Webライターで稼ぐために、重要なポイントを2つ解説します。
クライアントとのコミュニケーションを大切にする
クライアントと良好な関係を築けるようなコミュニケーションがとれると、仕事を続けて依頼してもらえるようになり、収入アップにつながります。
Webライターとして活動すると、記事の執筆を依頼するお客さん「クライアント」とコミュニケーションをとる機会があります。
文章を中心としたやり取りが多いのですが、ビデオチャットで行われるミーティングや面談に参加することもあります。
収入アップのためにもクライアントとのコミュニケーションを大切にしましょう。
記事の質を高める
記事の質を高めるには、文章力だけではなく「調べる能力」も必要です。
インターネット上で目的の情報を見つけ出す能力や、記事の内容に関する専門的な知見などが執筆前の調査に役立ちます。
分からないことをネット検索で調べる習慣をつけたり、書籍などで執筆したい分野について学んだりするのも記事の質を高めることに繋がるでしょう。
未経験からWebライターにチャレンジするのもおすすめ
筆者の経験から、未経験からでもWebライターになるのは可能です。Webライターのフリーランスとして活動すると、在宅でも収入を得られます。
Webライターになるには、まずはクラウドソーシングに登録して仕事に応募したり、ブログを始めてみたりすると良いでしょう。
Webライティングにもいくつかの種類がありますが、未経験の場合は仕事の数が豊富なSEOライティングを学ぶのがおすすめです。
SEOライティングの仕事に応募したり、書籍や動画教材を参考にしたりして学ぶと良いでしょう。
本記事でも紹介した筆者の体験談も参考にしていただき、ぜひ未経験からでもWebライターを目指してみてください。