慢性腰痛の施術方法

こんなことで、お悩みではありませんか?
- デスクワーク中にだんだん腰が痛くなってくる
- 慢性的に腰が痛くて悩んでいる
- デスクワークや車の運転後に立ち上がろうとすると腰が痛い
- 毎朝、起きるときに腰が痛い
- 腰を動かすと痛い
- 走ったり、歩いたりするときに腰が痛い
腰は、「要(かなめ)」の字が入るとおりに、体にとってはまさに重要な部分です。
そのため、腰が痛いと、悩みも深く、毎日大変な状態になりますよね。
しかし、長い間、腰痛に悩まされている方も、少なくはありません。
ひがし鍼灸整骨院では、慢性腰痛に悩んでいる方に最高の施術サービスを提供するために、以下のようなことを考えて腰痛の原因を特定して、腰痛を解決するための施術をご提供させていただいています。
ひがし鍼灸整骨院代表のひがしと申します。
この記事では、ひがし鍼灸整骨院の慢性腰痛の解消方法をお伝えします。
この記事を参考にして、慢性腰痛でお悩みの方は、ぜひひがし鍼灸整骨院にご相談ください。
- 腰痛の5つのタイプ別の施術方法
- 腰痛を改善するための大切な考え方
- 日常生活上の腰痛の対処について
- ひがし鍼灸整骨院の詳細
腰痛の主な5つのタイプと施術方法
当院では、腰痛を大きく5つのタイプに分けて、あなた様に合った施術をご提案します。
1.骨盤の動き悪いことで腰が痛くなっている場合
体を前や後ろに曲げる場合、骨盤も連動して動く必要があります。
たとえば、上の写真を見ても分かるように、腰だけで曲げた場合は左側程度しか腰を曲げることができません。
右側のように、深く腰を前に曲げる場合は、骨盤の位置が後方へ移動して、さらに骨盤が前に倒れるようになっています。
なぜなら、腰骨(腰椎)は、前には50度、後ろには15度しか曲がらないからです。
そのため、前に90度腰を曲げる場合は、骨盤も一緒に連動する必要があります。
この腰と骨盤の連動がうまくいかないと、腰だけが動きすぎてしまい腰が痛くなります。
つまり、股関節の筋肉が固いことで骨盤の動きが悪くなり、腰に痛みが出ています。
この場合は、まずは骨盤の動きを良くするような整体を優先して施術を行います。
そのうえで、必要に応じて、腰やおしりの筋肉のこりを鍼や指圧でほぐしていきます。
その後、ご自宅で行っていただけるようなストレッチのアドバイスもしています。
2.腰痛の原因がトリガーポイントにある場合
腰やおしりにトリガーポイントができると、腰が痛くなります。
トリガーポイントというのは、痛みの引き金となる筋肉のこりのことです。
トリガーポイントは、筋肉のこりのことで、トリガーポイントがある場所がいたくなるだけでなく、別の箇所に関連痛という痛みを生じさせることもあります。
トリガーポイントは、放っていおいてもなかなかなくならないことも多いです。
そのため、トリガーポイントがある部分をほぐして、血行を促進して痛みがでないようにする必要があります。
この場合は、まずはトリガーポイントをみつけて、腰の施術や背中に鍼もしくは指圧(鍼が苦手な場合)を行います。
3.腰痛の原因が、腰骨(腰椎)の変形に原因がある場合
骨盤の傾きが過度に前傾したり、前傾がなくなり後傾してしまっていることがあります。
この場合、腰骨(腰椎)のカーブが過度に強くなったり、カーブがなくなりまっすぐになることで、それが腰痛の原因になります。
腰椎が変形してしまうことで、腰椎の周辺の筋肉が硬くなってしまうからです。
この場合、筋肉に対して鍼もしくは指圧を行い、腰にできたこりをほぐします。
それと同時に、骨盤を正常な傾き(少し前傾)にすることで腰の骨も正常なカーブにする必要があります。
整体を行った後は、ご自宅でできるセルフケアをアドバイスしています。
整体とセルフケアで、骨盤の傾きを矯正します。
4.腰の側面の筋肉が、かなり固い場合
腰の側面のこりが原因の腰痛としては、腰を右や左に倒した際に腰が痛い場合が考えられます。
もちろん、骨盤の左右の動きが悪いことで腰に痛みがある場合もあります。
とはいえ、股関節が柔軟にもかかわらず、腰を左右に倒すと痛い場合は、腰の側面の筋肉(腰方形筋)が固くなっている場合があります。
その場合は、腰の側面の筋肉を鍼、もしくは指圧でほぐします。
5.産後の腰痛
産後は妊娠中に腰が反ってしまい、出産後も腰の反りが残って痛いのか、骨盤が開いて痛いのかなどを考慮します。
骨盤が開いて痛い場合は、骨盤ベルトをして腰を動かすと痛みがなくなったりします。
反って痛い場合は、お尻が後方へ突き出している、前に曲げると痛くないが後ろに曲げると腰が痛いなどの特徴があります。
骨盤が開いている場合は、骨盤を締めるための筋肉を強化する必要があります。
また、腰が反って痛い場合は、腰が反ることで緊張してしまった腰の筋肉を緩めるのと同時に、腰が反る原因となっている骨盤の状態を整える必要があります。
産後の腰痛を改善するための施術は、腰への指圧もしくは鍼、股関節の整体、骨盤強化のためのエクササイズなどをアドバイスします。
結局は、5つのパターンのいずれの場合も、腰だけの施術だけでなく、股関節をはじめとした腰以外の関節の動きや柔軟性も考慮して施術をすることが大切です。
腰だけをマッサージしたり、鍼をしているだけでは、いつまでたっても慢性腰痛がよくならないことも多いです。
なお、足のしびれがある場合は、坐骨神経痛への施術方法もご覧ください。
腰痛改善は、腰と股関節へのアプローチが大切
腰が痛くなる原因の一つとして股関節が固いことで腰に負担がかかってしまい、痛くなることがあります。
骨盤と腰骨(腰椎)は、あらゆる動作で連動して動きます。
例えば、前に体を倒すような前屈姿勢を取るときは、骨盤も前に倒れて腰骨が曲がることで前屈できるようになります。
そのため、骨盤が前に倒れないと腰骨もよけいに曲がらないといけないために、腰が痛くなります。
その他、朝起きる時に腰が痛い、椅子から立ち上がるときに腰が痛い、歩くときに腰が痛いなどの場合も、骨盤と腰骨との連動が上手くいかないことで起きていることも多いのです。
骨盤の後面のお尻の筋肉や太ももの裏側の筋肉が固いことで伸びないために骨盤が前に倒れないことになります。
その場合、日頃からお尻や太ももの裏側の筋肉をストレッチして柔軟にしておけば骨盤と腰骨がうまく連動して動き、腰に負担がかからなくなります。
その結果、痛みも出なくなります
同じことが腰を後ろに曲げる後屈動作でも言えます。後屈動作の場合は、股関節の前面の筋肉が柔軟であることが重要だと思われます。
骨盤の動きか良くなっても、腰の筋肉に固いこりができていると痛みが取れにくいこともあります。
その場合は、腰のこりを鍼もしきは、指圧でほぐします。
現代はデスクワークをはじめ、同じ姿勢を続けるような仕事が多いです。
椅子にずっと座るのは、股関節を曲げた状態を続けることにより股関節の特に前面の筋肉をずっと縮めた状態にしてしまいがちです。
股関節の筋肉が縮んだまま、固まることで伸びなくり、骨盤が動かなくなり、腰が慢性的に痛くなります。
日常生活や仕事上の腰痛について
日常生活上である一定の場面だけの腰痛が気になることは、ありませんか?
デスクワークの時間が長くなると痛くなる
デスクワークが長くなる(股関節をずっと曲げている)ことで、股関節の奥にある腸腰筋がずっと縮むことで痛みにつながっているのかもしれません。
他の症状として・・・
椅子から立ち上がる際に痛いが、動くとだんだん痛みが楽になる。
仰向けで寝ると腰が痛い。
などがあります。
股関節の前の腸腰筋が伸びないことで起こっている症状かもしれません。
この場合、股関節の前を触診すると筋肉が固くなって、こりがあります。
特に股関節の前面の筋肉の柔軟性を取り戻していただく必要がありますので、ご自宅で行うストレッチも股関節前面を中心にしたストレッチなどをアドバイスしています。
また、デスクワーク中の姿勢も改善する必要があるかもしれません。
ひがし鍼灸整骨院では、椅子の座り方まで、分かりやすく丁寧にアドバイスいたします。
立ち仕事で痛くなる
お仕事が料理人の方や家事をされる方は、立っているときに腰が痛くなることはありませんか?
立ち仕事で腰が痛くなる原因として、股関節周りの骨盤が固いことで骨盤が前に倒れたり、後ろに倒れたり、また左右どちらかに傾くことで、腰に負担がかかってしまい痛くなってしまう場合があります。
骨盤の状態を診て、整体を行ったり、ご自宅でのストレッチのアドバイスをします。
また、立ち姿勢の際に、重心の位置が前方に偏りすぎるのも腰痛の原因になります。
腰の負担が少ない立ち方を、アドバイスします。
肩、背中、腰が痛い
背骨の両隣にある脊柱起立筋という肩、背中、腰まで続いている筋肉が固くなることで腰痛が起きることもあります。
このパターンの腰痛は、自律神経の乱れなどを併発している場合も多いです。
つまり、ストレス、睡眠不足などが自律神経を乱して、自律神経の乱れが背部の筋肉の緊張を招いて腰が痛くなっています。
脊柱起立筋のこりを、鍼、灸、指でほぐすことですっきりできる可能性があります。
以上が、ひがし鍼灸整骨院が慢性腰痛を治す場合に考えることです。
腰だけに固執することなく、腰以外の関節や筋肉、生活習慣上の動作の中にも、根本原因を見つけることを心がけています。
いろいろな切り口から、腰痛を改善するための方法を考えると、長年の辛い慢性腰痛を改善するための方法はきっと見つかりますよ!