「Webライターで稼ぐためにはどんな勉強が必要?」「みんなどうやって勉強している?」といった疑問をお持ちの方は、この記事をご覧ください。
Webライターにとって、最もおすすめの勉強方法は「実践」を通して独学することです。
書籍やスクールをはじめとした、その他の勉強方法はサポート程度にとどめて学習を進めるとよいでしょう。
この記事では、次の内容をお伝えします。
- Webライターの勉強は実践が1番の理由
- 書籍やスクール、動画を使った勉強方法
- ブログを立ち上げるなどのライティングの練習方法
Webライターとして成功するための勉強方法がわかりますので、参考にしてください。
筆者自身がWebライターを独学ではじめて、月に30~40万円を安定して稼げるようになりました。
今回は、筆者が取り組んだ勉強法を踏まえて解説します。
Webライターの1番の勉強法は「実践しながら独学」
ツイッターを使った調べによると、Webライターの勉強は実践が一番であることがわかりました。
ここでは、ツイッターの調査結果と、実践が一番である理由を紹介します。
ツイッターで調べた結果
Webライターの方に質問です。Webライターの勉強で最もおすすめするのは?
— ひがし@Webライター&ディレクター (@higashinkyu) March 18, 2022
ツイッターのアンケートを利用して、Webライターに、おすすめの勉強方法を聞いてみました。
その結果、断トツで実践が一番勉強になるとの回答が返ってきたのです。
次に、実践が一番勉強になる理由を考えてみましょう。
実践が一番勉強になる理由
筆者は次の理由から、実践が最もWebライターにとって勉強になると考えています。
- お金を稼げてモチベアップ
- クライアントが教えてくれる
- Webライティングの良し悪しはクライアント次第
- 初心者案件もある
以上は、筆者が考える実践が一番の理由です。
参考にしてください!
お金を稼げてモチベアップ
Webライターの仕事を実践して記事を納品すると、お金を稼げます。
Webライターになった理由が、お金を稼ぐことであれば、モチベーションアップにつながるでしょう。
勉強を続けるためにも、モチベーションの向上は大切ですよね。
クライアントが教えてくれる
Webライティングを実践すると、クライアントが記事の書き方を教えてくれます。
良質な記事を納品してもらうために、Webライターを教育しようと考えるクライアントは多いのです。
たとえば、記事を納品するとクライアントからフィードバックを受けられます。
フィードバックとは、改善点や評価を受けること。Webライティングの場合、次のフィードバックが返ってきます。
- 読みづらい箇所
- 日本語の使い方がおかしな箇所
- 回りくどい表現
- クライアントの希望とズレている部分
フィードバックでは多くのことを勉強できるでしょう。
また記事の書き方をマニュアルや動画にして教えてくれるクライアントもいます。
Webライティングの良し悪しはクライアントの判断による
Webライティングの良し悪しはクライアントの判断によります。
そのため、Webライターが得るべき大切なスキルは、クライアントが好む記事を作り上げることなのです。
たとえば、クライアントが望む記事内容を丁寧にヒアリングしたり、フィードバックの意図を的確につかんだりする練習も大切。
Webライターが学ぶべき事柄は、記事の執筆以外にもあることを心得ておきたいところです。
初心者案件もある
クラウドソーシングには初心者案件もあるため、Webライター未経験者でも取り組める仕事があります。
単価は安価ですが、初心者を募集するクライアントの中には、Webライターを育てようと考える企業も。
初心者案件を選ぶ際に大切にしたい点は、せめて0.5円以上の案件を選ぶことです。
0.1円や0.2円などの超低単価案件は、搾取案件といわれており、ただ安く文章を書かせることが目的の可能性があります。
ランサーズやクラウドワークスで案件に応募しよう!
Webライターとして仕事を実践をするためには、まずはクライドソーシングに登録して案件に応募するとよいでしょう。
クラウドソーシングを利用すると、企業や個人のクライアントから仕事の依頼を受けて報酬を獲得できます。
おすすめのクラウドソーシングは、ライター案件が豊富に公開されているランサーズやクラウドワークスです。
クラウドソーシングについては、次に記事も参考にしてください。
さまざまなクラウドソーシングサイトがあるため、初心者Webライターの中には、どのサイトに登録をすればよいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。初心者がなるべく早く稼ぎたい場合は、「ランサーズ」と「クラウドワークス」、「ココナラ[…]
とはいえ…いきなり実践が難しい場合は勉強する
Webライターの勉強は、実践が1番であることはわかりましたが、いきなりはじめるのは不安な場合もありますよね。
もしくは、案件に応募したけどうまくいかない場合も。
そのようなときは、実践する前に勉強からはじめるとよいでしょう。
以降では、Webライターにおすすめの勉強方法をご紹介します。
Webライターに必要なスキルや知識とは
まずはWebライターに必要なスキルをチェックしておきましょう。
Webライターの勉強を効果的に進めるためには、次の内容を学ぶとよいでしょう。
- パソコンの使い方
- 文章力
- 構成作成のスキル
- リサーチ
- 各タイプ別のライティングに関する知識
- 簡潔な文章を書くスキル
各項目について、詳しく解説します。
パソコンの使い方
まずは基本的なパソコンの使い方を学びましょう。
Webライターはパソコンを使って文章を書くことが基本です。スマホだけでWebライターで稼ぐことは、難しいため注意してください。
Webライターが最低限、身に付けておきたいパソコンスキルは以下のとおり。
- ある程度のタイピングスピード
- GoogleスプレッドシートやWordなどの文章作成ツールの使い方
ある程度のタイピングスピード
Webライターには、ある程度のタイピングスピードは必要かと思います。
しかし、「ある程度」とはどれくらいなのでしょうか。
たとえば月に30万円を稼ぐ筆者の場合、「寿司打」と呼ばれるタイピングゲームでの成績は次のとおりです。
これが遅いのか、早いのかわかりませんが、このスピードで専業ライターです。
少なくとも、これくらいのスピードであれば専業のWebライターとしてやっていけるかもしれません。
もしくはタイピングができない人は、まずはこれくらいを目指してみてはいかがでしょうか。
リンクを貼っておきますので、よろしければチャレンジしてくださいね。
GoogleスプレッドシートやWordなどの文章作成ツールの使い方
Webライティングで仕事を受けたら、GoogleドキュメントやWordに記事を書いて納品することが多いです。
Googleドキュメントであれば、Googleアカウントに登録すると無料で使えます。
Google Chromeのブラウザ上で下記のようにクリックすると、Googleドキュメントを開けますので、試してみてください。
Googleドキュメントは、Webライターがとくに頻繁に使うツールで、必須ツールといっても過言ではありません。
まだ使ったことが無い場合は、ぜひ使ってみてください。
構成作成のスキル
Webライターが文章を書く前には、構成と呼ばれるものを作成します。
構成とは、別名「骨子」や「アウトライン」と呼ばれるもので、記事の設計図です。
構成の中には、記事の見出しや各見出しに書く内容の要約を記載します。また構成には型があり、Webライティングのタイプ別に作成方法が異なります。
Webライティングには、次で紹介するような複数のタイプがあることも知っておくとよいでしょう。
構成作成については、次の記事を参考にしてください。
Webライターにとって構成案は、クライアントにアピールする絶好のチャンスであることはご存じでしょうか?筆者は作り込んだ構成案をクライアントに提出して、高評価をいただきました。その結果、構成案を提出した段階で、次の継続依頼もい[…]
タイプ別のライティングに関する知識
Webライティングは複数のタイプに分かれており、それぞれによって求められるライティングの知識が異なります。
たとえば、次のようなタイプがあります。
- SEOライティング
- セールスライティング
- シナリオライティング
- 取材記事の作成
- コピーライティング
以上の中から、まずは進みたい方向性を決めて学ぶと効率がよいでしょう。
個人的には、まずはSEOライティングについて勉強することをおすすめします。
SEOライティングはクラウドソーシングにある案件の中でも、最も多い仕事です。
インターネット検索で表示されるブログ記事やコラムの多くは、SEOライティングで書かれています。
リサーチ
リサーチとは記事に書くことを調べることです。
Webライティングの多くは、インターネット上で情報を調べて記事を執筆します。
手の込んだ記事だと、書籍を参考にしたり、取材をしたりすることもありますよ。
簡潔でわかりやすい文章を書くスキル
Webライティングでは、わかりやすく簡潔な文章で情報を伝えることが重要。
Webライティングの目的は、文字を読む読者の負担を減らして、情報をわかりやすい状態にして伝えることです。
簡潔な文章を書くためには、次の点に気を付けるとよいでしょう。
- 論理的な文章を書く
- 冗長表現をなくす
- 正しい日本語で文章を書く
簡潔でわかりやすい文章の書き方も、クライアントから依頼される記事執筆を通した実践と経験で養われます。
次の記事ではリサーチ方法や記事の書き方を解説していますので、参考にしてください。
Webライターの記事の書き方は、クライアントによって正解が異なります。そのため、次のような悩みを抱えるWebライターも多いのではないでしょうか?「どんな書き方が正解?」「どんな書き方をすれば、クライアントに評価しても[…]
いきなり実践に入ることが不安な場合は、書籍やスクール、動画、その他のツールでも勉強が可能なため、予算の範囲内で利用してみるとよいでしょう。
以降では、具体的にどのようにしてWebライターが勉強をすればよいのかをお伝えします。
Webライティングの独学におすすめの本3選
Webライティングの勉強には書籍の利用もおすすめです。
ここでは、筆者がこれまでに利用したことのある書籍を3冊紹介します。
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
- 沈黙のWebライティング
- 文章だけで月100万円稼ぐ方法
20歳の自分に受けさせたい文章講義
論理的な文章を学ぶのにおすすめの書籍です。著者は書籍のライティングを専門とする古賀史健氏。
構成の作成や接続詞の使い方、文章の推敲など、読者に伝わるわかりやすい文章を書くスキルが身に付きます。
Webライターに必須な論理的な文章の書き方について、詳しく学びたい場合は読んでみてください。
沈黙のWebライティング
沈黙のWebライティングは、Webライティングで必要な心構えや知識が学べる書籍。
マンガ形式で書かれているため、楽しんでWebライティングを学べます。読者目線で、記事を書くことの大切がわかる一冊です。
Webライティングのスキルや専門知識についての勉強もできるので、これからWebライターをはじめる人は読んでみるとよいでしょう。
文章だけで月100万円稼ぐ方法
文章だけで月100万円を稼ぐための方法が書かれた電子書籍です。実際にWebライターとして活動をする藤原将氏の著作。
本書を読むと、Webライターとしてどのように活動すれば稼げるのかがわかります。
モチベーションのアップにも繋がりますので、ぜひ読んでみてください。
AmazonのKindle Unlimitedの未登録者は、登録すると無料で読めます。
Webライタースクールで勉強する
Webライタースクールで勉強すると、個別でライティングスキルを教えてもらえたり、記事の添削をしてもらえたりする点が魅力です。
筆者のWebライター講師としての経験から、注意点やおすすめをご紹介します。
これまでに30人くらいの受講生にWebライティングを教えてきました。
その経験からお伝えしますね。
スクールで勉強する場合の注意点
Webライティングスクールで学ぶ場合の注意点は次のとおりです。
- パソコンは購入しておく
- 最低限のパソコンスキルを身に付ける
- 学習時間を確保する
それぞれについて解説します。
パソコンは購入しておく
まずは、パソコンを購入しておきましょう。パソコンがないとWebライターとして稼ぐことは難しいので、注意してください。
スマホやiPhoneだけで記事を書くのは効率が悪く、数万円を稼げるようにはなりません。
Webライター活動に資金を投入できる場合は、スクール申し込みよりもパソコン購入を優先させてください。
Webライターのおすすめパソコンには、一般的にノートパソコンが推奨されています。しかし在宅ワーク中心で、ある程度の広さのデスクを確保できる場合は、デスクトップ型パソコンでWebライティングするのもおすすめ。筆者はデュアルモニ[…]
最低限のパソコンスキルを身に付ける
パソコンを手に入れたら、最低限のパソコンスキルは身に付けておきましょう。
とくに以下の2点はスクールで学ぶ前に身に付けておきたいところです。
- ある程度のブラインドタッチをできること
- Googleドキュメントやワードなどの文章作成ツールの基本的な操作をできること
Webライティングスクールでは、パソコンの操作方法までは教えてくれない可能性が高いのです。
基本的な操作は独学で学ぶか、通信講座を利用するとよいでしょう。
学習時間を確保する
スクールに申し込む前に、Webライティングの学習時間を確保しましょう。
スクールの資金の元を早く取りたいのであれば、1日平均で2~3時間くらいはWebライティングの勉強時間を確保して起きたいところ。
副業でWebライティングに取り組む場合は、仕事の後や朝活、休日から学習に費やせる時間を捻出しましょう。
無料体験を受けたり、資料請求したりするのは無料だから、まずは申し込んでみるのもアリかもしれません。
無料体験を受けられるスクール
Muse Academy|ママのためのオンラインスキルスクールの体験入学申込み
資料請求を受け付けているスクール
Webライティングの練習をする方法
Webライティングの練習をする際には、次の方法を実践するとよいでしょう
- Webライティングの初心者案件に応募する
- ブログを運営する(有料or無料)
- 文賢を利用する(有料)
それぞれについて詳しく解説します。
Webライティングの初心者案件に応募する
最もおすすめのWebライティングの練習法は、Webライティングの初心者案件に応募することです。
クラウドソーシングの募集案件を見ると、「初心者」や「経験者」、「プロ」などの振り分けがされています。
未経験からWebライティングをはじめる場合は、「初心者」だと仕事の依頼を受けやすいかもしれません。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
ブログを運営する
自分でブログを運営するのもおすすめです。
ブログを運営する方法には、無料の方法と有料の方法があります。
無料でブログを運営する方法
無料でブログを運営するためには、たとえば次のサイトに登録するとよいでしょう。
以上は無料で手軽にはじめられるため、初心者にもおすすめです。
有料でブログを運営する方法
有料でブログを運営する場合は次の手順を踏むとよいでしょう。
- サーバーを契約する
- ドメインを購入する
- WordPressに登録する
以上の流れは、エックスサーバーを利用すると簡単にできます。
ブログの運営費用は、月間で1,000円~2,000円かかります。
文賢を利用する
文賢と呼ばれる校正支援ツールがあります。執筆した記事を修正してくれるため、執筆後のチェックに利用するとライティングの勉強になるでしょう。
一人で勉強をすると、自分の記事が正しいのかどうかを判断することが難しいかもしれません。
そこで文賢でチェックすると、第三者の立場から文書が正しいのかどうかを確認してもらえるのです。
有料ですので、予算の範囲内で検討するとよいでしょう。
文賢は、クラウド型の文章チェックツール。インターネット環境さえあれば、どこにいても、どのパソコンを使っても文章チェックができます。辞書機能やチェック項目を自分でアレンジできる点も魅力です。しかし高額な価格設定の上に、お試しプ[…]
Webライターは独学でも30~40万円稼げるようになる
Webライターの勉強方法は、書籍やスクール、動画などさまざまです。
しかし、多くのWebライターが一番勉強になるのは実践だと答えました。
さらに筆者自身も独学と実践を積み重ねながら、月に30~40万円を稼げるように。
常に実践を意識してWebライティングを学ぶことが、稼げるWebライターになるためには重要です。
実践を積むためにも、まずはクラウドソーシングに登録して、仕事に応募してみてくださいね。