朝から有酸素運動のランニングやウォーキングをすると、体内時計をリセットして自律神経が整う効果が期待できます。
仕事やプライベートに朝から高いモチベーションで臨むためにも、朝ウォーキングを取り入れようという人も多いのではないでしょうか。
しかし中には、次のような悩みや疑問を抱えている人はいませんか?
「朝のウォーキングやランニング後に眠くなる…」
「眠ってしまってもいいのか?」
結論を述べると、朝ウォーキング後は眠ってしまわないほうがいいと考えられます。
この記事では、その理由を解説するので参考にしてください。
さらに、朝のウォーキング後に眠くなる理由や対策についてもお伝えします。
このページを書いた人
東 大輔(ひがし だいすけ)
熊本県熊本市出身・在住の柔道整復師、鍼灸師。
ひがし鍼灸整体院の代表を務める。
臨床歴約10年で鍼灸と整体施術により、健康に悩む人の回復をサポート。
朝のウォーキング後に寝てしまわないほうがいい理由
朝のウォーキング後は寝てしまわないことをおすすめします。
なぜなら、朝のウォーキング後に寝てしまうと、朝からウォーキングをするメリットが台無しになるからです。
朝からウォーキングするメリットは、体内時計をリセットすることにあります。
体内時計がリセットされることで、自律神経が整い、仕事やプライべートのパフォーマンス向上が期待できます。
朝ウォーキング後に再度寝てしまうと、体内時計がリセットされずメリットを生かし切れなくなるのです。
朝ウォーキングのメリットを活かすためにも、ウォーキング後に寝てしまわないようにしましょう。
朝のウォーキング後に眠くなる理由は?
朝のウォーキング後に眠くなる理由は、次のとおりです。
- 睡眠時間が短い
- ウォーキングの時間が長過ぎる
- 起きる時間が早過ぎる
- 体が慣れていない
それぞれについて解説するので、参考にしてください。
睡眠時間が短い
睡眠時間が短いと、朝ウォーキング後に眠気が襲います。
最低でも6~8時間程度の睡眠を確保して、朝のウォーキングに臨みましょう。
ウォーキングの時間が長過ぎる
ウォーキングの時間が長過ぎると、運動後の疲れで眠くなります。
朝のウォーキング時間は、30分以内に留めるようにしてください。
ウォーキングを始める時間が早過ぎる
起きる時間が早過ぎると、眠くなります。
とくに外がまだ暗いうちにウォーキングをすると、朝日を浴びられないので、体が目覚めにく可能性があります。
ウォーキングは外が明るくなってからはじめてみてください。
体が慣れていない
朝から起きる習慣がない人がいきなりウォーキングを始めると、慣れていないので眠くなる可能性があります。
昼間まで寝ているなど、これまで朝から起きる習慣がなかった人は、徐々にウォーキングの時間を早めるとよいでしょう。
朝のウォーキング後に寝てしまう場合の対策
朝のウォーキング後に寝てしまう場合は、次の対策を試してみてください。
- 仮眠をとる
- コーヒーを飲む
- 朝食をしっかりとる
それぞれについて解説するので、参考にしてください。
仮眠をとる
仮眠をとると、脳のパフォーマンスを向上させるといわれています。
目を閉じる時間を10~20分ほどの仮眠程度に済ませれば、朝ウォーキングのメリットを損なう心配もありません。
コーヒーを飲む
コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるため、朝ウォーキング後の眠気を抑える効果が期待できます。
仮眠とコーヒーを組み合わせたコーヒーナップもおすすめです。
コーヒーナップとは、コーヒーを飲んだ後に仮眠を取ることで、ただ仮眠をとるよりも眠気がスッキリします。
朝食をしっかり摂る
朝食をしっかり摂ることは、体内時計を整える効果が期待できます。
朝から活動する準備が整いますので、朝ウォーキングを習慣化しやすくなるでしょう。
朝ウォーキングを習慣にできれば、ウォーキング後の眠気も感じにくくなります。
朝のウォーキング後は眠らずに一日をはじめよう
朝のウォーキング後に眠ってしまうと、体内時計のリセットという利点を活かせません。
そのため、ウォーキング後は眠らずに1日をスタートさせることをおすすめします。
今回は、朝のウォーキング後に眠くなってしまう理由と対策を紹介しました。
自律神経が整った健やかな毎日を送るためにも、ぜひ参考にしてください。