坐骨神経痛になった場合にやってはいけないことは?早く改善させるために重要!

坐骨神経痛になると、症状を悪化させてしまう行動があるので注意が必要です。

この記事では、坐骨神経痛になった場合にやってはいけないことについて解説するので、参考にしてください。

このページを書いた人

東 大輔(ひがし だいすけ)

熊本県熊本市出身・在住の柔道整復師、鍼灸師。

ひがし鍼灸整体院の代表を務める。

臨床歴約10年で鍼灸と整体施術により、健康に悩む人の回復をサポート。

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目次

坐骨神経痛になった場合にやってはいけないこと

坐骨神経痛になった場合にやってはいけないことを、一覧にすると次のとおりです。

  • 重量物を持ち上げる
  • 同じ姿勢を続ける
  • 間違った姿勢で座る
  • ストレッチを頑張り過ぎる
  • 激しい運動をする
  • 肥満になる
  • 鎮痛薬を飲んで無理をする
  • 間違ったストレッチをする
  • 体を冷やす
  • 病院に行かない

各項目について詳しく解説します。

重量物を持ち上げる

重量物を持ち上げると腰に負担がかかって坐骨神経痛が悪化する可能性があります。

必要に迫られて重量物を持ちあげる場合は、次のように股関節や膝を曲げて持ち上げるようにしましょう。

同じ姿勢を続ける

同じ姿勢を続けると、下半身の血行が悪くなって坐骨神経痛が悪化します。

とくにデスクワークや立ち仕事の際は、同じ姿勢を長時間続けがちなので注意が必要です。

また運動をしないと筋力が落ちて骨盤や背骨を正常な位置に保てなくなり、坐骨神経痛を繰り返しやすくなります。

適度な運動や筋トレを実践して、下半身の血行を促進しつつ筋力を強化しましょう。

間違った姿勢で座る

間違った姿勢で座ると腰に負担がかかるため、坐骨神経痛が悪化する可能性があります。

間違った姿勢とは、骨盤を後方に倒して腰を丸めた姿勢です。

次の記事では、坐骨神経痛を悪化させないための正しい姿勢について解説しているので参考にしてください。

ストレッチを頑張り過ぎる

ストレッチは下半身の血行を促進できるため、坐骨神経痛の症状を抑えるのに有効です。

しかしストレッチをやり過ぎると、炎症がひどくなり神経痛が悪化する可能性があります。

ストレッチをする際は、過度に伸ばさず気持ちの良い程度の力に留めましょう。

激しい運動をする

坐骨神経痛のときに激しい運動をすると、腰に負担かかって痛みやしびれが悪化する場合があります。

また腰を動かすような激しい運動や相手選手と接触するようなコンタクトスポーツを、避けるようにしましょう。

さらに腰椎椎間板ヘルニアで坐骨神経痛になっている場合は、腰を丸めるような動作を繰り返したり、持続したりするのも症状を悪化させる要因になります。

痛みやしびれの激しい急性期は、運動を控え安静にしてください。

坐骨神経痛の痛みが軽い場合は、ウォーキングなどの適度な運動であれば痛みやしびれの改善につながります。

肥満になる

肥満になるとお腹が大きくなりため、腰が反ってしまい坐骨神経痛が悪化する可能性があります。

とくに腰椎すべり症や腰部脊柱管狭窄症で坐骨神経痛を発症している場合は、腰を反らすような体型になると痛みやしびれが悪化します。

体重をコントロールして、腰に負担をかけないようにしましょう。

鎮痛薬を飲んで無理をする

坐骨神経痛の場合は、鎮痛薬を飲んで無理をするのも禁物です。

鎮痛薬で痛みやしびれが軽減しても、それは坐骨神経痛が治ったわけではありません。

そのため鎮痛薬を飲んで無理をすると坐骨神経痛が悪化して、薬の効果が切れたころに痛みやしびれが強くなる可能性があります。

間違ったストレッチをする

坐骨神経痛の原因によっては、間違ったストレッチにより痛みやしびれが悪化することがあります。

たとえば腰椎椎間板ヘルニアのときに腰を丸めるようなストレッチをすると、坐骨神経痛が悪化することがあるのです。

逆に腰部脊柱管狭窄症や腰椎すべり症の人が、腰を反らすようなストレッチをすると痛みやしびれが強くなるケースがあります。

正しいストレッチについては、次の記事を参考にしてください。

体を冷やす

体を冷やすと腰回りや下半身の血行が悪くなるので、坐骨神経痛の悪化につながります。

とくに夏場のクーラーの当たり過ぎには注意が必要です。

就寝中もクーラーをつける場合は、腰から下半身にかけてタオルケットをかけて眠ることをおすすめします。

病院に行かない

坐骨神経痛になって病院に行かずに放置したり、いきなり整体院や鍼灸院、整骨院に行ったりすると症状が悪化する原因になります。

病院を受診すると、レントゲンやMRIで坐骨神経痛の原因について調べてもらえます。

坐骨神経痛の原因によって、適切な治療やセルフケアの方法が異なるので、まずは原因をはっきりさせることが大切です。

病院で処方された鎮痛薬が効かなかったり、再発を予防したりする場合は、整体院や鍼灸院、整骨院を頼るのも1つの手段でしょう。

やってはいけないことを避けて坐骨神経痛を改善しよう

今回は坐骨神経痛になった場合にやってはいけないことを紹介しました。

痛みやしびれを悪化させないためにも、今回紹介した内容を守るようにしてみてください。

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この記事を書いた人

熊本県熊本市出身・在住の柔道整復師、鍼灸師。
ひがし鍼灸整体院の代表を務める。
臨床歴約10年で鍼灸と整体施術により、健康に悩む人の回復をサポート。
医師のコラム記事を代筆したり、健康関連のWebメディアに寄稿したりする活動も行っている。
プライベートでは3人娘の父
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