後頭部や首を温める効果とは?片頭痛の場合は注意が必要!

後頭部や首を温めると、頭痛や眼精疲労が軽減する効果が期待できます。

また乱れた自律神経が整えたい場合にも、後頭部や首の温めが有効です。

しかしその反面、温めると良くない場合もあるため注意しましょう。

この記事では、後頭部や首を温めると得られる効果について詳しく解説します。

また温めると良くない場合についてもお伝えするので、参考にしてください。

このページを書いた人

東 大輔(ひがし だいすけ)

熊本県熊本市出身・在住の柔道整復師、鍼灸師。

ひがし鍼灸整体院の代表を務める。

臨床歴約10年で鍼灸と整体施術により、健康に悩む人の回復をサポート。

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目次

後頭部や首を温めると得られる効果3つ

後頭部や首を温めると得られる効果は次のとおりです。

  • 眼精疲労が和らぐ
  • 頭痛が軽減する
  • 自律神経が整う

眼精疲労が和らぐ

後頭部には眼精疲労をよいとされる「天柱」や「風池」などのツボがあります。

それらのツボに温熱で刺激を与えることで、眼精疲労が軽減する効果が期待できます。

蒸しタオルを使った眼精疲労の軽減方法については、次の記事を参考にしてください。

頭痛が軽減する

後頭部を温めると首のこりが原因でおこる頭痛を軽減できます。

温熱刺激で後頭部の筋肉が緩み、血行が促進され頭痛が筋肉の緊張による頭痛が楽になります。

また後頭部にトリガーポイントと呼ばれる痛みの原因となるコリができると、側頭部やこめかみが痛くなることも。

そのような場合は、後頭部を温めることで側頭部やこめかみの痛みが軽減されることがあります。

トリガーポイントが原因で起こる頭痛については、次の記事も参考にしてください。

自律神経が整う

後頭部や首の筋肉が硬くなると、自律神経が乱れやすくなります。

一般的に「首こり病」とも呼ばれ、リラックスの神経である副交感神経が働かないことが原因で自律神経が乱れやすくなります。

そこで後頭部や首を温めて、筋肉をほぐし、首こりを緩和すると自律神経が整い、リラックスしやすくなります。

寝つきが悪い場合などは、後頭部や首を温めて首こりを解消するとよいでしょう。

後頭部を温めると良くない場合もある

片頭痛や発熱のときに後頭部を温めると、症状が悪化する場合もあるため注意しましょう。

片頭痛の場合

片頭痛の場合、頭部の血管が拡張して痛みが出ている可能性があります。

そのため後頭部を温めることで、痛みが増悪することもあるため注意しましょう。

次のような片頭痛の症状がみられる場合は、片頭痛の可能性があります。

  • 頭痛を感じる前にキラキラした光が見える(閃輝暗点)
  • 吐き気を感じる
  • ズキンズキンとした拍動性の痛みを感じる

温めると症状が悪化する場合は、温めるのを中止しましょう。

就寝中

就寝中に頭部を温めると、寝苦しくなる場合があります。

就寝中は「頭寒足熱」と呼ばれる状態が眠りやすいといわれています。

頭を温める場合は、就寝前にするとよいでしょう。

後頭部や首を温めて体調を整えてみよう

後頭部や首を温めると、雁瀬疲労や頭痛、自律神経の乱れが改善される効果が期待できます。

しかし温めると調子が悪くなったり、眠れなくなったりする場合もあるため注意しましょう。

眼精疲労や頭痛、自律神経の乱れでお困りの場合は、鍼灸や整体もおすすめです。

鍼灸や整体を受けたい場合は、熊本にあるひがし鍼灸整体院にご相談ください。

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この記事を書いた人

熊本県熊本市出身・在住の柔道整復師、鍼灸師。
ひがし鍼灸整体院の代表を務める。
臨床歴約10年で鍼灸と整体施術により、健康に悩む人の回復をサポート。
医師のコラム記事を代筆したり、健康関連のWebメディアに寄稿したりする活動も行っている。
プライベートでは3人娘の父
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