「寝る前のスマホをやめたいけど、やめられない」と迷っている方は、この記事を参考にしてください。
寝る前のスマホをやめると、睡眠の質が向上する以外にもさまざまな効果が期待できます。
この記事では、寝る前スマホのやめ方についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
このページを書いた人
東 大輔(ひがし だいすけ)
熊本県熊本市出身・在住の柔道整復師、鍼灸師。
ひがし鍼灸整体院の代表を務める。
臨床歴約10年で鍼灸と整体施術により、健康に悩む人の回復をサポート。
寝る前にスマホ断ちをする効果
寝る前のスマホをやめると次のような効果が期待できます。
- 睡眠の質が向上する
- 眼精疲労を予防できる
- 視力低下を防げる
睡眠の質が向上する
スマホ画面が発するブルーライトを目で受けると、脳が朝であると勘違いしてしまい、寝づらくなります。
ブルーライトは、日光に含まれる光でもあるので、ブルーライトを目で受けると脳が昼夜を勘違いしてしまうのです。
そのため、これまでスマホを就寝前にしていた人が、スマホ断ちをすると、それだけでも睡眠の質の向上が期待できます。
眼精疲労を予防できる
スマホが発するブルーライトは眼精疲労の原因にもなります。
とくにスマホを利用する場合、至近距離で小さな文字や画像、動画を見たりするため目にかかる負担も大きいのです。
就寝前のスマホをやめるだけでも眼精疲労の軽減が期待できます。
眼精疲労が気になる人は、次の記事も参考にしてください。
視力の低下を防げる
就寝前のスマホをやめると、視力低下の予防にもつながります。
小さな文字や画像、動画にピントを合わせようとして毛様体筋と呼ばれるピント調節の筋肉に負担がかかります。
毛様体筋が緊張を続けて凝り固まってしまうと、自在にピント調節ができずに視力が低下してしまうのです。
とくに就寝前は周囲が静かで、暗闇であるためスマホの画面に集中しやすい環境です。
日中にスマホをするよりも、視力が低下しやすいと考えられます。
寝る前のスマホをやめる方法
寝る前のスマホをやめたい場合は、次の方法を試してみてください。
- 就寝前にスマホの電源を入れない
- 読書をする
- スマホを寝室に持ち込まない
就寝前にスマホの電源を入れない
就寝前にスマホの電源を入れない生活を習慣にしてみましょう。
習慣は身に付ける前までが大変ですが、一旦身に付けてしまうと楽にスマホ断ちができます。
携帯には休止時間を設定できるタイプのものもあるため利用してみましょう。
休止時間を設定する
たとえば、iPhoneであれば携帯の休止時間を設定できる機能がついています。
次のようにタップしていくと、設定できる画面にたどりつきます。
- 「設定」アプリ
- スクリーンタイム
- 休止時間
設定画面は次のとおりです。
次の設定画面で、「開始」と「終了」を入力して休止時間を設定してみてください。
休止時間中はスマホ内のあらゆるアプリの使用が制限されるので、就寝前のスマホをやめやすくなります。
読書をする
スマホをやめると手持ち無沙汰になってしまい、就寝前のスマホ断ちをできない人も多いのではないでしょうか。
そのような人は、スマホを読書に置き換えてみてはいかがでしょうか。
寝る前に読書をすると、リラックス効果があるといわれています。
リラックス効果を得るためには、なるべく退屈な本を読むと良いようです。
面白い本だと続きを読み進めてしまい眠れなくなる可能性があるため、注意しましょう。
スマホを寝室に持ち込まない
スマホを寝室に持ち込まないようにしましょう。
充電する際は寝室ではなく、書斎やリビングなどを利用することをおすすめします。
寝室に持ち込むと、スマホが気になってしまい、ついつい画面を開いてしまう原因になります。
就寝前のスマホ断ちにチャレンジしてみよう
就寝前のスマホをやめると、睡眠の質の向上が期待で行きます。
眼精疲労や視力低下も予防できるので、ぜひチャレンジしてみてください。
今回は、就寝前のスマホ断ちのやり方も紹介したので、ぜひ参考にしてください。