この記事では反り腰を改善するための腹筋の鍛え方を紹介します。
反り腰はお尻が出たり猫背になったりしてプロポーションの崩れにつながる可能性があります。
さらに腰痛の原因になるので、改善したいと思う方も多いのではないでしょうか。
腹筋を鍛えると、骨盤を後傾させる力が強くなるので反り腰の改善が期待できますよ。
腹筋をすると反り腰を改善できる理由と、腹筋が弱い初心者にも効果を出せる腹筋のやり方を解説するので、反り腰を改善したい場合は参考にしてください。
腹筋をすると反り腰を改善できる理由
腹筋をすると改善できる理由を理解するためには、次の2点を知っておく必要があります。
- 骨盤を後傾させると反り腰が改善する
- 腹筋は骨盤を後傾させる
それぞれについて解説します。
骨盤を後傾させると反り腰が改善する
反り腰は骨盤が前に傾いた前傾の状態。
そのため、反り腰を改善するには骨盤を後傾させるとよいのです。
そして腹筋を鍛えると骨盤を後傾させやすくなります。
腹筋は骨盤を後傾させる
腹筋は骨盤の前面からはじまり、肋骨に付着しています。
そのため、腹筋を強化すると骨盤を後傾させる力も強くなるのです。
骨盤が後傾することで、反り腰が改善します。
とはいえ腹筋の鍛え方はさまざま。どのような鍛え方が効果的なのかを説明します。
反り腰を改善するための腹筋の鍛え方
骨盤を後傾させながら腹筋をすると、反り腰を改善しやすくなります。
そのため、次の写真のように腹筋に力を入れながら、背中や腰を丸めるようにするとよいでしょう。
以上のようにすると、骨盤を後傾させつつ、腰の前方へのカーブ(前弯)を緩めることができます。
背中を丸める腹筋のやり方
- 床に四つんばいになる
- 息を吐きながら腹筋に力を入れて腰を丸める
- 10秒間キープして元にもどす
- 1~3を5セット繰り返す
腹筋と一緒にするとさらに効果的!反り腰改善のお尻筋トレ
腹筋と一緒にヒップリフトをすると、さらに効果的に反り腰を改善できます。
お尻の筋肉は、骨盤も後傾させる方向に力が働きます。
さらに骨盤の安定にも大きく貢献するので、反り腰を改善させる場合は腹筋と一緒に鍛えておくとよいでしょう。
ヒップリフトのやり方
- 床に仰向けに寝る
- 膝と股関節、肩のラインが一直線になるまでお尻を持ち上げる
- お尻を持ち上げた状態で10秒間キープ
- 1~3を5回繰り返す
お尻の筋トレについては、次の記事も参考にしてください。
腹筋を鍛えて反り腰を改善しよう
腹筋を鍛えると反り腰を改善できます。
今回は反り腰の改善に効果的な腹筋のやり方を解説したので、反り腰による腰痛やプロポーションの崩れが気になる方は、ぜひお試しください。