「スマホ操作をするときは、寝転んだらダメなの?」
「スマホ首を予防するにはどうすればいい?」
スマホ操作をするときは、寝転んでもオッケーです。
座った姿勢で首を曲げ続ける弊害の方が大きいので、座ったり寝転んだりして首への負担を軽減しながらスマホを操作しましょう。
この記事を見ると、スマホ首を改善したり、首の痛みを軽減させるために重要なポイントがわかりますので、ぜひご覧ください。
このページを書いた人
東 大輔(ひがし だいすけ)
熊本県熊本市出身・在住の柔道整復師、鍼灸師。
ひがし鍼灸整体院の代表を務める。
臨床歴約10年で鍼灸と整体施術により、健康に悩む人の回復をサポート。
座ったままスマホを見続ける弊害
座ったままスマホを見続けると、首を曲げた姿勢を維持することでさまざまな弊害があります。
ここでは、座ったままスマホを見続ける弊害について解説します。
座ってスマホを見ると首を曲げてしまう
座ってスマホを見ようとすると、どうしても首を曲げてしまいます。
首を曲げずに操作をすると、次の写真のようになり、手元が安定せずに難しいのではないでしょうか。
とくにスマホでゲームをする人は、細かくタップ操作をする必要があるため、どうしても首を曲げた姿勢になりがちです。
首を曲げた状態を続けるとストレートネックになるため注意が必要です。
首を曲げるとストレートネック(スマホ首)になる
ストレートネックは別名「スマホ首」とも呼ばれ、スマホをする時間が長い人がなり易い首の変形です。
首を曲げ続けることで、本来は前方へとカーブした首の骨が真っすぐに変形してしまいます。
座ったままスマホを操作すると、どうしても首を曲げる時間が長くなり、スマホ首になってしまうのです。
同じ姿勢の継続は筋肉のこりにつながる
さらに、座った姿勢をキープすると筋肉を動かさないため、やがて血行不良になり筋肉のこりができます。
つまり長時間同じ姿勢をとると、肩こりや首こりにつながるのです。
以上から、座ったままスマホを操作すると、正しい姿勢と言えども痛みやこりにつながる可能性があります。
寝ながらスマホを見ると首への負担を軽減できる理由
座った姿勢でスマホを操作するだけではなく、寝転んでスマホを操作することで、スマホ首や首痛の予防につながります。
寝転んでスマホを操作すると、体勢を変える際に筋肉を動かして血行不良を予防できます。
また首を前に曲げる時間を短縮できるため、スマホ首の予防にもつながるのです。
仰向けで寝ると首への負担がない
仰向けでスマホを操作すると、まくらやクッションで頭を支えられるため、首への負担がほとんどありません。
腕が疲れるデメリットがありますが、腕が疲れたらうつぶせになれば大丈夫です。
うつぶせで寝ると首を後ろに曲げられる
うつぶせでスマホを操作すると、首を少し後方へと曲げることができます。
長時間のうつ伏せは、腰に良くない場合もあります。
そこで再び仰向けになったり、座ったりしてこまめに体勢を変えながらスマホを操作すると同一姿勢による身体への負担を軽減できます。
寝ながらスマホが出来ない場合は首を後ろに曲げる
寝ながらスマホができない場合は、首を後ろに曲げるようにしましょう。
首を前に曲げた状態は長時間続けると、頭の負担が首に重くのしかかります。
その結果、首のこりやストレートネック、ヘルニアなどの原因になるため注意しましょう。
首を後ろに曲げると痛みがある場合は、タオルを使って曲げるとよいです。
タオルを使って首を後ろに曲げる
首を後ろに曲げると痛みがある場合は、タオルを首にかけ前上方にひっぱろながら首を曲げてみてください。
そうすると、首に痛みを感じずに曲げることができます。
スマホ操作をする場合は寝転んでもいいので、体勢をこまめに変えよう
スマホ操作をするときは寝転んでもいいので、体勢をこまめに変えることが大切です。
スマホを見るときは、どうしても首を曲げてしまいます。
寝転んだ体勢であれば、首を曲げる角度を変えられるため、首の負担を軽減してスマホ首の予防になります。
今回お伝えした内容を参考にして、スマホ首を予防してみてください。
すでにスマホ首でお悩みの方は、当院にご相談ください。
整体と鍼灸を駆使して、首の痛みを改善へと導きます。