デスクワークをすると目が疲れて、モチベーションが下がることもありますよね。
そんなときに、目に蒸しタオルを当てると心身共にリラックスできて、目がスッキリします。
しかし、なかには「蒸しタオルは、なぜ目の疲れにいいの?危険性は?」「蒸しタオルはどうやって作る?」などの疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、目をリラックスするための蒸しタオルの作り方や、危険を避けるための注意点、蒸しタオルで目が目の疲れが和らぐ理由を解説します。

このページを書いた人
東 大輔(ひがし だいすけ)
熊本県熊本市出身・在住の柔道整復師、鍼灸師。
ひがし鍼灸整体院の代表を務める。
臨床歴約10年で鍼灸と整体施術により、健康に悩む人の回復をサポート。
蒸しタオルを目に当てると危険?目を温めるときの注意点
蒸しタオルを目に当てると危険な場合もあります。

蒸しタオルを目に当てる際は注意点を守って、安全にリラックスのひと時を過ごしましょう。
火傷に注意する
レンジで温めすぎると火傷する恐れがあるため注意しましょう。
温める際は、まずは1分程度で状態を確認して、長くとも1分30秒程度に留めるようにしてください。
押さえ過ぎに注意する
目に当てた蒸しタオルを押さえ過ぎると、火傷する恐れがあります。
蒸しタオルの重みだけで、十分に効果を得られますので、タオルを目に押し付けないようにしましょう。
目に急性の炎症があるときは温めないこと
目に急性の炎症があるときは、目を温めない方がよいです。
目の急性期は、いつもより多くの涙や目やにが出るケースがあります。
異常を感じる場合、蒸しタオルを目に当てずに眼科医に相談してください。
蒸しタオルを目に当てると、かゆみや痛みを伴ったり、目の充血がひどくなる場合はすぐに中止しましょう。
やり過ぎに注意する
目を温めすぎないように注意しましょう。
1度に蒸しタオルを目に当てる時間は、10~20分程度に留めてください。
蒸しタオルはどこに当てる?目をリラックスさせるツボを紹介!



蒸しタオルで目をスッキリさせるためには、目の疲れに効果のあるツボに当てるといいですよ。
目の疲れに効果のあるツボは目の周辺だけではなく、後頭部にある点がポイントです。
つまり蒸しタオルを当てる際は、目の周辺だけではなく後頭部にも当てることをオススメします。
では、目の疲れによいツボをみていきましょう。
目の周辺
目の疲れによいとされるツボが以上のとおりです。
それぞれ、次のように読みます。
- 攅竹(さんちく)
- 承泣(しょうきゅう)
- 上清明(じょうせいめい)
- 太陽(たいよう)
こめかみ付近にも目の疲れに効果を発揮する太陽と呼ばれるツボがあるため、目の周辺を広範に温める点がポイントです。
後頭部
後頭部には天柱(てんちゅう)と風池(ふうち)と呼ばれるツボがあり、両者ともに目の疲れによいとされています。
そのため目の周辺だけではなく、後頭部も温めるとよりリラックスできて目の疲れもスッキリするでしょう。



後頭部用と目の周辺用の2つの蒸しタオルを準備するといいですね。
では、蒸しタオルの作り方をみていきましょう。
目を癒すための蒸しタオルの作り方
ここでは目を癒すための蒸しタオルの作り方を紹介します。
レンジがあれば、簡単に作れますので試してみてください。
タオルを2枚準備する
まずは、タオルを2枚準備しましょう。
目の周辺と後頭部を同時に温めるためには、タオルを2枚準備するといいですよ。
タオルを濡らして電子レンジでチン
まずはタオルを濡らして、レンジでチンしましょう。
タオルはあまり絞り過ぎずに、軽く絞る程度にしてください。
レンジでは、一旦500~600Wの設定で1分ほど温めてみて、温感を確認後にレンジにかける時間を調節するとよいでしょう。
いきなり長時間温めると、厚くなり過ぎたり、火事になったりして危険です。
まずは1分程度暖めて、温度を確認しながら必要に応じて温める時間を伸ばすようにしましょう。
袋に入れる
袋に入れると蒸気が逃げづらくなるため、蒸しタオルが冷えにくくなります。
また後頭部に当てた際も枕を濡らさずに済みますので、ビニール袋やジップロックに入れて利用しましょう。
目と後頭部に当てて10~20分横になる
目と後頭部に蒸しタオルを当てた状態で、10~20程横になると疲れ目がスッキリしますよ。
ぜひお試しください。
蒸しタオルを作ることが面倒な場合は、ホットアイマスクやアイマッサージャーを利用するのも1つの手段です。
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目の疲れやドライアイに対して蒸しタオルが効果的な理由
蒸しタオルを目に当てると目の疲れやドライアイの状態が緩和する理由は、目が温められ血行がよくなり、心身がリラックスからです。



ドライアイとは、涙が不足して目がゴロゴロする症状ですよ。目の表面に傷がついていたり、病気だったりする場合もあるので、温める前に眼科医に見てもらったほうがいいです。
適度な温感が目周辺の血行を促し、心身共にリラックスさせてくれるのです。
心身がリラックスすることには、自律神経も関係しています。
ここでは目の疲れやドライアイによる症状や自律神経の影響、温感による効果について解説します。



目の疲れを蒸しタオルで和らげるためには、温感だけではなく、リラックス感も大切です。
目の疲れやドライアイによる症状
スマホやパソコンを長時間やり続けると、目の疲れやドライアイになって目が乾き、次のような症状が起こります。
- ゴロゴロ感
- 視界のかすみ
- 重い感じ
- 充血しやすい
- 見えにくい
- まぶしい
目の疲れやドライアイの症状が和らぐということは、以上の症状が緩和されることです。
目の疲れやドライアイは自律神経が影響する
目の周辺に蒸しタオルの適度な温感を受けると、心身がリラックスして目の疲れやドライアイが軽くなります。
心身がリラックスした状態とは、自律神経の副交感神経が優位になった状態。
パソコンやスマホの使用で、自律神経が交感神経に傾いた状態から副交感神経に傾けることで目の疲れやドライアイが和らぎます。
ここでは、それぞれの症状に対する自律神経の影響を解説します。
目の疲れに対する自律神経の影響
長時間のパソコンやスマホ操作で自律神経が乱れると、毛様体筋と呼ばれる筋肉が正常に働かなくなり物が見えづらくなります。
我々は物を見るために、毛様体筋と呼ばれる筋肉でレンズ(水晶体)の厚みを変えて、目のピント調整をしています。
さらに毛様体筋は自律神経と呼ばれる神経で、無意識に調節されているのです。
パソコンやスマホを長時間見ることで、常に自律神経のバランスが交感神経へと傾き、毛様体筋が正常に働かなくなるのです。
つまり、毛様体筋がうまく働かないことで目のピント調整もうまくいかなくなり、見えにくくなったり、視界がかすんだりします。
蒸しタオルを目に当ててリラックスすると、副交感神経が優位になり自律神経が整い、目の疲れも緩和されます。
ドライアイに対する自律神経の影響
長時間のデスクワークやスマホ操作でドライアイになるのは、自律神経の影響で涙を出す機能が正常に働いていないからです。



ちなみに、病気でドライアイになる場合もあるため、常に目が乾いている場合は眼科医に相談した方がよいでしょう。
涙を出す機能も自律神経が影響していて、自律神経のバランスが交感神経に傾くと涙が出にくくなります。
蒸しタオルを目に当ててリラックスすると、副交感神経が優位になり涙が出やすくなり、ドライアイが和らぎます。
蒸しタオルによるリラックス感と温感で乾いた目もスッキリ
蒸しタオルを目に当てると、リラックス感と温感を一度に得られます。
リラックス感で緊張した毛様体筋が緩んだり、涙が分泌しやすくなったりして目の疲れやドライアイの状態が緩和されます。
さらに温感で血管が広がり、血行が促進されて目に溜まった疲労物質が洗い流されて疲れがスッキリするのです。
目の疲れやドライアイがひどいときは眼科に相談する
目の疲れやドライアイの症状が、あまりにもひどい場合は病気の可能性もありますので、眼科医に相談することをおすすめします。
目の奥の痛みやまぶしさを感じたり、視野が狭くなったりして、いつもとは異なる症状がある場合は、とくに注意したほうがよいでしょう。
蒸しタオルで目の疲れを楽にしよう!
蒸しタオルを目に当てると、心身共にリラックスできて目の重い感じもスッキリします。
今回は、蒸しタオルの作り方や注意点を紹介しましたので、参考にしてください。
次の動画では目を温める手段を集めてみました。
もしよろしければ、ご覧ください。
参考